オンライン英会話レッスンで「フリートーク」のネタに困ることはありませんか?
いつもテキストを使ったレッスンでは飽きてしまうから、たまには「フリートーク」を受講したい。
「フリートーク」のメリットは、たんに楽しいという理由もありますが、実力チェックができるというのも良い点です。また、自然な表現やリアクションの仕方も学べますよね。
しかし、ハードルが高い。
私も最初はそうでした。こんな悩みがありました。
- みょうに緊張する
- 話したい話題が見つからない
- いつも同じ話題で飽きてしまう
- 言いたいことが言えない
こうなると、レッスン時間が「盛り上がらない」し、「きまずい」時間になってしまいますね。
私は、オンライン英会話「ネイティブキャンプ」のヘビーユーザーですが、数えてみるとこれまでに200回以上の「フリートーク」を受けてきました。またそれを最大限に楽しむため、様々な試行錯誤をしてきた過去があります。
その結果、「フリートーク」のコツこれだ!と思うのです。
- 話題は自分で準備する
- 言いたいことは前もって決めておく
- 主導権を握って講師を楽しませる
これが出来れば効果は単純で「楽しく学ぶこと」が出来ます。
今回は、私のこれまでの経験から「フリートーク」のコツをお伝えします。また、実際に私が考えた具体例も挙げていきますので、参考にしてみて下さい。
それではスタート!
「フリートーク」レッスンのコツ
「フリートーク」の上級者であれば、何も考えなくても、その場でランダムな話題を楽しめるものと思います。
しかし、慣れていないと、そうはいきませんよね。
初心者が「フリートーク」レッスンで、楽しみながら英会話を学ぶためのコツは次の通りです。
- 話題は自分で準備する
- 事前にシナリオも考えておく(5W1H)
- 同じ話題で何度も受ける
- 写真やネットの参考ページなどを共有する
- 質問フレーズを学んでおく
話題は自分で準備する
いきなりランダムは話題は不安です。何を話して良いかも分からないし、講師の言ったことが聞き取れなかったらどうしよう?という気持ちになります。
最初は、自分の好みの話題を自分で準備しておくことをお勧めします。攻めのフリートークです。
具体的なネタの例は、次の章で紹介するね。
事前にシナリオも考えておく(5W1H)
話題そのものだけでは、間が持たないと思う場合は、事前にシナリオも考えておきましょう。
コツとしては、5W1Hを意識すると、シナリオが考えやすいですよ。「When(いつ)」「Where(どこで)」「Who(だれが)」「What(なにを)」「Why(なぜ)」「How(どのように)」。
例えば、趣味の料理について、話したい時は、
- このレッスンでは「趣味の料理」について話したいことを伝える
- なぜ料理にハマったか。キッカケは。
- どのくらいの期間の経験があるか
- どんな料理作っているか
- どの様な方法や手順で作っているか
- どの様な点にこだわっているか
- (講師への質問も準備しておく)
という様に、シナリオを用意しておくと良いですね。その1つ1つを、できれば詳細に話すことで、発言量を増やせますし、講師側も質問がしやすくなり、話が盛り上がります。
同じ話題で何度も受ける
さきほどの例では話題に「料理」を選び、シナリオまで考えました。
1回だけだとモッタイないかも
時間を掛けて考えたシナリオですから、講師を変えて、何度でも使いましょう。
この時に、前回うまく言えなかった点を修正したり、もっと言いたかったことを追加するなどして、工夫できると良いですね。
写真やネットの参考ページなどを共有する
最近の英会話プラットフォームは、画像やURLの共有ができると思います。
これらは視覚的に使えて、理解がしやすくなりますので、活用できると良いですね。
質問フレーズを学んでおく
英会話で質問をするのは、上達の近道です。たくさんの質問フレーズを学んで「フリートーク」に活かしましょう。
例えば、以下のフレーズは、よく聞き取れなかったり、相手が言ったことを正しく理解したい時に使える、フレーズです。とっさの時に、自然に使えると、会話が途切れることなく流れていきます。
- Sorry?
(すみません) - Pardon me?
(もう一度お願いします) - Could you repeat that?
(もう一度言っていただけますか) - I didn’t catch that.
(聞き取れませんでした) - I’m afraid I didn’t understand.
(理解できませんでした) - Could you please rephrase that?
(言い換えてもらえますか) - Could you please speak a little slower?
(もう少しゆっくり話してもらえますか) - Could you please use simpler words?
(もっと簡単な言葉で話してもらえますか) - Could you please give me an example?
(例を挙げてもらえますか) - What do you mean…?
(つまり…ということでしょうか)
「フリートーク」 盛り上がったネタの具体例
それでは実践編です。抽象的な「天気」「趣味」「仕事」のネタが良いよ、という話はここでは省きます。
実際に私が「フリートーク」で使って、盛り上がったネタを紹介します!
講師の国のカルチャーショック
もしお気に入り講師がいるのであれば、その講師の国について調べてみましょう。「こんな情報を得たんだけどこれ本当?」といくつもの例を挙げればとても盛り上がります。中でもおすすめは、日本人がその国で感じたカルチャーショックです!
今はインターネットで調べれば、日本人が書いた現地の情報が沢山ありますので、それをピックアップして質問すると良いですね。シンプルに「○○ カルチャーショック」で検索すれば、沢山の情報が得られます。例えば、フィリピン人講師に対してはこの様にピックアップしました。
- “Have you eaten?” is used more often as a greeting than “How are you?”
フィリピンでは、「ごきげんいかが?」よりも「ご飯食べた?」の方が挨拶としてよく使われるって本当? - There is a baggage check before entering the shopping mall.
ショッピングモールに入る前に、手荷物検査があるって本当? - Birthday parties are paid for by the birthday person.
誕生日パーティーの費用は誕生日の人が払うって本当? - Meryenda. Some people eat eight meals a day.
メリエンダっていう習慣があって、多い人は1日8食も食べるって本当? - It is good manners to leave food on the plate at the end of the meal.
食事の最後はお皿に食べ物を少し残すのがマナーって本当?
いかがでしょうか?この様にして、事前にカルチャーショックネタについて、調べて聞いてみるのです。チャットボックス機能が使えるレッスンであれば、1つ1つをコピペして、質問してみると良いですね。
講師も自分の国について調べてくれた(質問してくれた)と思うと嬉しいはずですし、先生の経験や意見について沢山答えてくれます。また、日本とのギャップになりますので「それは日本ではありえないよ。日本はね、、、」と言う風にして補足すれば、会話がはずみますね❤ネットで調べてみると簡単に20個くらいの質問は集められるので、是非試してみて下さい。
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講師の国に日本人が住む理由
お気に入りの講師の国には日本人が住んでいるはずです。その日本人がなぜその国を選んで住んでいるかを調べてみるのも面白いです。『●● 日本人 住む理由』などで検索を掛けると良いですね。例えばフィリピンだと面白いものがあります。フィリピンに日本人が住む理由です。
- 物価が安い(老後の居住地)
- フィリピン人と結婚した
- 日本の人間関係に嫌気がさした
- 暖かい地域だと腰痛が和らぐ
- 暖かい地域だと血圧が安定する
- 冬の雪かきに耐えられなくなった
- 原発の無い国に住みたい
こういう理由で日本人が住んでいるんだよ~と言う話で盛り上がってみましょう。
外国人が日本に住む理由
日本の良さを伝えるのにこれも良いネタです。旅行だけじゃなくて、住むまでに至る理由にはどんなものがあるのでしょう。簡単に調べられるので、チェックしてみて下さい。
日本のカルチャーショック
日本に来た外国人が感じたカルチャーショックについて、共有してみるのは如何でしょう。これもとても盛り上がる鉄板ネタです。「今日は外国人が日本で感じたカルチャーショックについて調べたからシェアするね。どう感じるか教えてね。」と伝えて、例えば次の様な例について話してみましょう。
- Take off your shoes in the house.
家の中では靴を脱ぐよ。(和風のレストランなら靴を脱がなきゃいけない所もあるよ) - No need to tip.
チップはいらないよ。チップは断られることの方が多いよ。 - Restaurants offer free water.
レストランの水は無料だよ。 - Vending machines are everywhere.
自動販売機はどこにでもあるよ。飲み物だけじゃなくて色んな種類も。 - Tap water can be drunk without boiling it.
水道水は沸かさなくてもそのまま飲めるよ。
和製英語クイズ
和製英語ってご存じですよね?日本人が作った英語に似ている言葉です。もちろん日本語なので、日本人には通じますが、英語では通じないんですよね。例えばマンツーマン英会話の「マンツーマン」なんてそうですよね。いつも普通に使ってますけど、英語では通じません。
これを逆手に取って、和製英語クイズなんて如何でしょうか?和製英語とは何かについて説明をした後に、「それではこれから挙げる和製英語の意味は何でしょう?」という風に講師に考えて当ててもらうクイズです。これ、むっちゃ盛り上がります。
例えば、Salary man (サラリーマン)って、何でしょう?と質問してみて下さい。そうすると、Salaryに関係するmanだから、銀行員?とか社長さん?の様な答えをしてくれます。そこに正解として”office worker, company employee”を用意してあげれば良いのです。そうすると「ぇっ なんでそれが Salary manなの?」とか「女性ならSalary woman?」とか返してくれるので盛り上がります。
その他の例も挙げておきますね。これらもネットで検索すればすぐに調べられます。
- 和製英語ー意味
- Goal in ー get married
- Guard man ー security guard
- Paper driver ー person who does not drive with license
- Mood maker ー person who inspires a team
- Sharp pencil ー mechanical pencil
この様にして、リストを作ってみて下さい。シュークリームも和製英語ですね。普通にシュークリームと言うと、Shoe Creamと伝わるので、靴のクリームと聞こえます。このあたりを説明するのも面白いですよ。「日本人はシュークリームというスイーツが好きなんだよ」と言えば、「シュークリームって洗剤!?それは食べれないよ。」と良いリアクションが返ってきます。
上手に説明するうちに、英語が上達するんだね。
英語になった日本語
日本独自の習慣や文化、日本発祥のモノは、英語として扱われるものが多くなりました。いわゆる日本語のままで、通じるものですね。例えば、Umami(旨み)です。この様な、英語になった日本語をリストアップして、これ知ってる?聞いていくと、相手がどれくらい日本について知っているかも分かるし、相手の国でのエピソード等を話してくれるので、レッスンが盛り上がること間違いなし。
英語になった日本語も、数はたくさんあるので調べてみて下さい。例えば、盛り上がるモノにはこの様な単語があります。
- Koi(鯉)
- Emoji(絵文字)
- Karaoke(カラオケ)
- Anime(アニメ)
- Bento(弁当)
特に、Emoji や Karaoke が日本語だとは知らなかったという人は多いです。そんな時は、得意げに、この単語はEとMojiに分かれていてEはPicture、MojiはLetterだから、Emojiなんだよ、と教えてあげると良いですね。
自分の住む地域について
みなさんはどちらにお住まいでしょうか。どんな歴史の街?どんな名所がある?どんな名産がある?何かトリビアはある?などなど、ご自分の地域自慢も盛り上がります。
自分もしくは講師の好きなこと
親しい講師がいる場合は、もちろん相手の趣味なんか知っていますよね。相手の趣味について簡単に知らべてあげて、それをフリートークレッスンを使って英語で説明してみるもの面白いです。
例えば、私のお気に入り講師は、猫🐱が好きです。ある日私がニュースをチェックしていると、『日常生活の中でネコは友達のネコの名前を学習する』という京都大学の研究結果を目にしました。これが中々面白い研究なんですよ。
この調べた結果を、先生に説明すると良いのです!どの様にして猫が名前を認知してるかを知りえたか、これからどのような研究をするのか。「ところで先生の家の猫は名前を認識してる?」とかで話を進めていきます。
この猫の例はちょっと堅苦しいですが、例えば自分の趣味のことであれば、キッカケは何か、なぜそれが好きか、どのくらいの頻度で楽しんでいるか、こんな経験をしたこともあるよとか、話をすれば良いですね。
ここでのポイントはやはり事前準備です。最低限、これとこれは説明しよう!と決めておくと、会話が途切れた…なんて状況が防げるので良いですね。
スマホレッスンで観光案内!
例えば、私がレッスンを受けている「ネイティブキャンプ 」であればスマホでのレッスンが可能です。しかも外部カメラが使用できる!
ということで、スマホを持って出かけよう!(^^)! 例えば自宅の回りにあるちょっとした観光地をレッスンで訪れて、観光案内をするのはどうでしょう。これ、とっても盛り上がりますよ。桜の季節なら花見を楽しむのも良いですし、自宅を飛び出して、自分の得意な分野を共有するのはとても楽しいです。先生方にはいつも喜んでもらえます。
楽しくツアーガイドすることで、英会話力がつくこと間違いなし!
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英会話スクール「ネイティブキャンプ」に感謝
英語の勉強に関しては長続きがしない私が、なんと丸2年も英会話を続けて来れました。ネイティブキャンプのおかげです。今、2年半の受講レッスン数を見ると2000以上レッスンでした。やばっ。
「ネイティブキャンプ」での経験をいくつか記事にしています。よろしければチェックして下さい。
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