今回は、豆アジの捌き方と唐揚げの作り方をご紹介します。
豆アジはスーパーマーケット等でよく見かける食材だとは思いますが、捌き方が分からずに敬遠されている場合もあるかと思います。しかし、捌き方はとても簡単です。唐揚げで食べれば、骨まで食べれて栄養価も高いので、是非食卓に取り入れてみて下さい。しかも比較的に安く売られているんですよね~。お得感もありますね。
捌き方にはちょっとしたコツがありますので、その辺りもご紹介していきます。唐揚げのポイントは2度揚げです。
それではスタート!
本日の個体(豆アジ)
豆アジや子アジという種類のアジは存在しません。単に小さいマアジです。
産地:三重県
体長:約11cm(全長14cm)
重さ:11匹、320g
価格:178円(キロ560円)
豆アジ(子アジ)の捌き方・下処理
唐揚げや南蛮漬けを作る場合の豆アジの捌き方を説明していきます。
ウロコと表面のヌメリが気になる様であれば、包丁の先で取り除きます。
お好みで左列の豆アジの様にゼイゴは取っても良いですが、私はゼイゴは取りません。なぜなら、ゼイゴは揚げると柔らかくなるからです。今回も試しに作り分けしてみましたが、ゼイゴは全く気になりませんでした。取らなくても良いと感じました。
それでは捌いていきます。ここからは包丁は使いません。先ずはイメージできる様にBefore/Afterをお見せしますね。Afterでは胸のヒレが外れていることが分かると思います。
それではAfterを目指して捌いていきます。
豆アジのアゴをクイっと上げると、エラ蓋が開きます。エラは①と②の位置で繋がっていますので、これを意識すると簡単です。先にエラを外しますね。
先ず①の位置でエラを外します。
そうするとエラが②の位置でも繋がっているのが分かりますね。
なので、②の位置でエラを外します。これでエラが外れましたので、本体と強く繋がっている箇所が離れたことになります。
エラを外したら、持ち手を変えて、胸ビレをつまみ、
内臓を挟む様にして、腹の身を外します。尻側に向かって引いて下さい。
この様に内臓も付いてきますね。やってみると簡単ですよ。
流水を使い、指でなぞる様にして、腹の中をキレイに掃除してください。
最後に表面と腹の中の水気を拭いたら、
下処理の完成です。
ちなみにゼイゴの有り無しがどう味に影響するかはこちらで実験をおこなっています▶豆アジ(子アジ)の唐揚げ→ゼイゴは取る必要がある?の検証!
豆アジ(子アジ)の唐揚げ 作り方
粉をまぶして揚げるだけなので、説明なんかいらないかも知れませんね。1つポイントを伝えるとすると、頭から尻尾まで丸ごと食べたいので、骨を柔らかくする必要があります。そんな時は、2度揚げするのがおススメです。
1回目は低温の約150℃で10分。5分くらい休ませて、2度目は高温の約180℃で2分揚げていきます。
材料
- 揚げ油
- 片栗粉 大さじ2
- 塩コショウ 適量
作り方
ビニール袋の中に、アジ・片栗粉・塩コショウを入れて、よくまぶします。お腹の中もよくまぶして下さい。
余分な粉は落としておきましょう。
1回目です。低温(約150℃)で10分揚げます。
終盤は泡が少なくなりますね。
バットに取って、5分くらい休ませます。この時、余熱で骨に熱も通るし、水分が身の表面近くに浮いてくることが期待できます。2回目でさらにしっかり揚げるイメージです。
2回目です。高温(約180℃)で約2分揚げます。揚げ終わったら、バットに取って、余分な油を切りましょう。
お皿に盛り付けたら、豆アジの唐揚げの完成です。丸ごと食べられます。
揚げたては最高だね。外はサクサク、中からは旨みが沸いて出る!
=スポンサーリンク=
まとめ
今回は、豆アジの捌き方と唐揚げの作り方をご紹介しました。捌き方はコツを抑えると簡単に出来ますので、ぜひ挑戦してみて下さい。唐揚げはこのまま南蛮漬けにも移行できますよね。南蛮漬けにすれば、保存も効くので、それも1つの選択肢かと思います。美味しい豆アジ、食卓に取り入れてみては如何でしょうか。
こちらの記事も如何ですか?
各カテゴリーのおすすめ通販を紹介しています(^^♪
コメントお願いします(※は必須項目)