今回は、福岡市近郊の料理屋「茅乃舎」から生まれた家庭用出汁パック『茅乃舎だし』を取り寄せましたので、実食レビューします。
『茅乃舎だし』は数々のメディアに取り上げられた実績もあり、その知名度は既に定着した感がありますね。実店舗も30を越え、羽田や成田空港といった日本の要所にも店を構えるほど、大変に人気があることがうかがえます。
今回は、全国のファンを魅了する『茅乃舎だし』を取り寄せて、実食レビューします。
『茅乃舎だし』とは?
福岡の「久原本家」が生産する出汁パックです。原料には、焼きあご・鰹節・いわし・昆布などの国産素材が使われており、化学調味料や保存料は無添加。バランスの良い和の風味が味わえるのが特徴です。九州と言えば「あご」ですよ。トビウオの干物です。
出汁パックなので、使い方も簡単。基本のだしは、水に出汁パックを入れ、沸騰させ2~3分煮出すだけです。出汁パックから粉末を出して、調味料として使うことも出来ます。
『茅乃舎だし』レビュー
こちらは30袋入りです。一袋は8gです。
外装の裏には、「だしの煮出し方」や「商品説明」がされています。
【原材料名】
風味原料[かつお節、煮干しエキスパウダー(いわし)、焼きあご、うるめいわし節、昆布]、でん粉分解物、酵母エキス、食塩、粉末醤油、発酵調味料、(一部に小麦、大豆を含む)
原材料に、既に食塩や粉末醤油が使われているんですね。だから、煮出しただけでも味が締まるんですね。
開封するとこうなります。
1袋を取り出してみました。この様な出汁パックになっています。
粉を出してみました。乳白色というか、鰹節を粉末にしたような色をしています。複数の原料の粒が見られます。
このまま、食べてみますね。
すごい!アゴとカツオの旨みが口いっぱいに広がるね。醤油の塩味と香りも少しあって、このままご飯に振り掛けても絶対美味しいよ!
粉末の状態で食べると多少雑味がするのかと思いきや、意外にも後味スッキリ。旨みと風味、そこにバランスよい塩味が加わって、既に1つの完成品ですね。やばっ。
我慢できず、粉のまま、ご飯にフリカケ。
うまっ、笑える。フリカケを買ったつもりは無かったんだけど。ご飯が甘く感じるね。
それでは、説明書きに添って「基本だし」を試飲します。1袋に水400mlです。ここでは2袋分取りました。
なるほど、知ってる出汁パックと一味違う。やっぱり決め手は焼きアゴだね。
鰹出汁であれば、少しツンとくる感じがお分かりになりますか?そのツンがなく、少し煮干し側に寄せた様な味、と言えば良いでしょうか。食材を邪魔しないバランスと風味の良さを感じます。和食に使える「万能」出汁と感じます。人気の理由が分かりました。
「茅乃舎だし」レシピ/食べ方
私が試した食べ方を記録に残します。
うどん
出汁パック2袋分を使った「基本だし」に味醂大さじ2、薄口醤油大さじ1~2を加えたら、うどんの出汁の完成です。簡単ですね。
子供たちも、汁まで残さず食べました。
味噌汁
使い方に慣れてくると、先ず出汁を取って、具材を煮込んでなんてことはしませんよ。出汁パックは水から入れて、沸騰したら具材と一緒に煮込みます。雑味が気になる様ならパックは途中で取り出すと良いですね。(雑味に気付ける人は殆どいないはず)
優しくも存在感のある出汁が特徴のお味噌汁。美味しいですよ。
炊き込みご飯
茅乃舎だしの粉を使う作り方です。
①材料:米2合, 出汁パック1袋, 水400ml, 酒大さじ2, 醤油大さじ1, 野菜(人参、玉ねぎ、キノコ)適量
②茅乃舎だしの粉を出す
③米と水、調味料を混ぜ合わせる
④お好みの野菜を乗せて炊く
炊きあがりました。
『茅乃舎だし』炊き込みご飯の完成です。
『茅乃舎だし』自体が調味されているから、他の調味料は多くしなくても美味しいね。
タケノコご飯
お次も炊き込みご飯ですが、出汁パックの袋を開けずに、より繊細な味で楽しみます。
①材料:米3合、調味料(薄口醤油 大さじ2、酒 大さじ1, 味醂 大さじ1, 塩 小さじ1/2)、ゆで筍120g、油あげ1枚。茅乃舎だし2袋。水600ml。
②米に水を注ぎ、調味料を入れよく混ぜる。出汁パックを乗せる。
③具材を乗せ、炊く
④出来上がり
出汁パックを袋のまま使うと、よりスッキリした上品な味に仕上がるね。
大根と豚肉の煮もの
煮ものも定番料理と言えるでしょう。味付けを薄目にして『茅乃舎だし』を活かすのも良案です。そうすると煮物なのにスープも飲めちゃいます。
詳細は別記事をどうぞ▶出汁パック&圧力鍋で簡単!【大根と豚肉の煮もの】
海鮮茶碗蒸し
海老、ホタテ、イクラを使った海鮮茶碗蒸しは如何でしょうか?出汁パックを使えば、簡単で本格的な味が楽しめますね。我が家では水800mlを使い多めに作っておき、翌日も朝ごはんで頂きます。贅沢ですよ!
トゥルントゥルン。
作り方は別記事へ▶簡単!出汁パックを使う『海鮮茶わん蒸し』作り方
和風パスタ
袋を開けて粉を使う料理として、和風パスタは如何でしょうか?調味料はこの「茅乃舎だし」だけで作れちゃいます。今が旬の真蛸と合わせました!
出汁茶漬け
こちらも作り方は簡単です。お茶碗一杯分に「茅乃舎だし」小さじ1をお湯で溶いてご飯に掛けるだけ(お好みで醤油を少々)。
出汁茶漬けの完成です。今回は贅沢にニジマスの刺身を使用しています。それから煎餅も砕いてトッピングしました。優しいお味に仕上がりましたよ。
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まとめ
今回は、料理屋「茅乃舎」から生まれた家庭用出汁パック『茅乃舎だし』を取り寄せ、実食レビューしました。九州のアゴ出汁が特徴的な優しい風味の出汁パックでした。出汁は和食に欠かせません。和食のどのシーンにも簡単に使えるのに、その味は本格的。出番が多いアイテムとなりそうです。人気の理由が分かりました!
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