自宅で燻製って作れるのかな?
燻製チップを使って「フライパン」で作れるよ。もっと簡単なのは「燻製シート」を使うという裏ワザもあるよ。
今回は、自宅で簡単に燻製を作る方法を紹介します。燻製と言うと、料理の中ではハードルが高い調理法とはなりますが、比較的手軽に出来る方法をチョイスしました。
- 「燻製シート」で簡単に。
- 燻製チップを使ってフライパンで。
最も簡単なのは、「燻製シート」を使う方法です。食材をシートに包むだけなので、火を使わずに燻製が出来てしまいます。これは燻製フレーバーのシートで、燻製の香りを食材に付けるという、ある意味「裏ワザ」です。
もう1つはフライパンの中で燻製チップを燻す方法。最近の備え付けガスコンロは安全の為に高温では火力を弱める機能がついていますので、燻製には不向きです。そこを回避するちょっとした工夫もお伝えします。
使用する食材は、燻製の定番サーモンです。
それではご紹介します!
共通の下準備(ソミュール液漬け)
今回使用しているサーモンは、香川県の海面養殖で生産されたブランド魚「讃岐さーもん」です。捌いている様子はコチラをどうぞ▼
先ずは、下味を浸み込ませる為、ソミュール液※に1日漬けます。
※ソミュール液の作り方
- 水 1L
- 塩 40g
- 砂糖 20g
- 胡椒 適量
以上の固形材料を一旦沸騰させて溶かしたら、室温まで冷やします。そのソミュール液でサーモンを浸したら、1日間冷蔵庫に保管します。
1日経過したものがコチラです。
試しに、スライスして食べてみましたが、今回のソミュール液の分量であれば、塩辛くは感じません。よって塩抜きは不要です。サーモン表面のソミュール液は、軽く洗い流す程度でOKです。
ソミュール液を軽く洗い流したら、ペーパーで水気を取ります。
サーモンの身はシワシワになって、ソミュール液で脱水されていることが分かります。
「燻製シート」でスモークサーモン 作り方
こちらが燻製シートです。燻製の本場ノルウェーで開発された調理シート。
説明書きに書かれている「お取り扱い上の注意」を共有しますね。
アルミ包装の中に、この様な褐色のシートが入っています。袋を開けたとたんに、燻製の臭いが鼻を突きます。また、シートに直接触れると手に匂いが移りますので、気になる方は調理用の手袋をすることをおススメします。
1枚の大きさは、58 x 100cmと結構大きいです。使用する分だけ切り取ります。
サーモンを「燻製シート」に包んだら、
ラップで覆います。この状態で冷蔵庫に入れ、1~2日間保管するだけです。簡単ですね。
▼冷蔵中▼
冷蔵庫で丸1日寝かせたサーモンがこちら。
しっかり色付いていますね。色だけでなく、香りもシッカリ移っていることが、直ぐに分かります。
それではスライスして盛り付けていきますね。今回は、アボカド、クリームチーズ、オリーブと合わせました。
いただきます。
ちょっとびっくり!スモークサーモンそのものだよ。美味しい!
本当に不思議なシートです。まさかここまでスモーキー感が再現されているとは。燻した様な香りと塩味が、アボカドやクリームチーズの様なまろやかな食材に良く合います。今回のオリーブの様なピクルスに合わせるのも美味しい食べ方ですね。
この様にパンに合わせるのも良いですね。サンドイッチやマフィンなど。
今回は、ソミュール液を使用しましたが、同梱されているレシピには直接塩をあてる方法が紹介されています。こちらの方がより簡単です▼
もちろんサーモンだけではありません。説明書きに書かれているだけでも相当な食材が紹介されていますよ。
ほたて、牡蠣、イクラ、たらこ、さば、あじ、ししゃも、かまぼこ、チキン、鴨、七面鳥、ベーコン、ハム、ソーセージ、バター、オリーブオイル、チーズ、ゆで卵、ジャガイモ、たくあん、醤油、味噌、ナッツ
七面鳥なんて、ノルウェーっぽいですね。醤油などの調味料は漬けると、味が移るのでしょう。業務用でも使われている様です。なかなか興味深い商品です。
▼燻製シート使い方いろいろ▼
ししゃもやチーズ、ナッツ類等、燻製シートを試してみました!
▼燻製シートを見る▼
「フライパン」でサーモン燻製の作り方
▼こちらを参照ください▼
自宅で出来る!『フライパン』を使うサーモン(魚)燻製の作り方! – よちよちエクスプレス (jinta-express.com)
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『燻製シート』使い方いろいろ
こちらの記事で試していますので、よろしればチェックしてみてください。
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