今回は、横浜市のホームページに泉区おすすめのウォーキングコースとして紹介されている【泉小次郎親衡・殿墓・天王森コース】を長男(9才)と2人で散策しましたのでレポートします。(天候が悪くなりそうなので、次男くん(5才)はお留守番)
ウォーキングコース概要
このコースは、こちらの泉区散策ガイドの4番の項目に紹介されています。
相鉄線「いずみ中央駅」から天王森泉公園を折り返し、「ゆめが丘駅」をゴールとするピンク色で示された全長約6.7kmのコースです。
この地域は、鎌倉時代初期の武将(幕府の御家人)であった泉(小次郎)親衡が館を構えた場所です。今回のコースにも組み込まれている泉中央公園がその館跡であると伝えられています。また江戸時代には和泉村の領主であった松平家が治めた地域でもあります。神社仏閣も多く、歴史ある街であることが伺えます。
【泉小次郎親衡・殿墓・天王森コース】レポート
朝10時に相鉄線いずみ中央駅に到着、ここから紹介されたコース通りに散策開始します。先ほどまでの大雨が嘘の様に、空は晴れ渡っています。天気予報は、曇り。雨が降らないことを祈りますが、次男くんを連れてこなかったのは、この雨のケースを折り込んだからです(連れて来なくてごめんね)。
駅を出るとすぐに和泉川を渡ります。ここ数日の雨の影響か、水は茶色に濁っています。水量も多く、流れも速い。
泉中央公園の手前に位置するのは長福寺です。泉小次郎が道場として創建したと伝えられています。臨済宗のお寺です。
長福寺のすぐそばには、須賀神社。これも泉小次郎が、鎮守神を祀ったと伝えられています。恐らく長福寺を鎮守する神社ということでしょう(予想です)。
そしてこちらが泉中央公園です。泉小次郎の館の跡地となります。写真の彫刻は「門」と題された空充秋の作品です。湧き水が印象的な公園でした。水のある風景は、安らぎますね。今日は、親子連れやペットの散歩に利用されていました。
和泉川沿いを進むと見えるのは中之宮左馬神社です。
少し歩くと、また和泉川に合流しました。緑がキレイ。川は濁っています。
和泉川親水公園に到着しました。川沿いの歩道はきれいに整備されています。川と緑と歩道の景色に癒されました。こういう場所は子供達にも嬉しいですね。昭和63年には「手づくり郷土賞」(国土交通省)に選ばれた場所の様です。
ウチの子は、珍しいバッタや小さいキリギリスがいる!とそちらに夢中。さすがに昆虫のお持ち帰りはできないなぁ。そのうち見たこともないデカいバッタを発見した様で、ビビッて戻って来ました。
まさかの紅葉。季節間違えてる!?
なんだこのソラマメ※みたいな物体は。こういう植物にはうといです。なにかの豆ということにしときましょうか。やっぱり種かな。
(※8月25日追記:この記事を読んでくださった方から、教えていただきました。これは藤棚とのことです。藤の実がこの様な形をしているのですね。親切な読者様に感謝いたします。)
草木橋を渡ると、四ッ谷の石仏に出くわします。様々な年代に作られた道祖神の様です。
和泉川の並木沿いを歩いていると、うぁ、大きなカタツムリ!全長5cmはありあそう。ミスジマイマイと思われます。こんな大きいの、我が家の近くで見たことありません。
環状4号線まで出ると、密蔵院です。高野山真言宗、本尊は不動明王のお寺です。
環状4号線を外れて、天王森泉公園方面へ歩きます。天王森泉館に到着しました。湧き水のきれな場所でした。天王森泉公園の山肌からは多数の湧き水が見られます。この湧き水を使って、自宅のプラスチックマットを洗っているおじさんもいましたね。確かに、節約にはなりますね(環境には配慮を)。
藤沢市との境に位置するのは、境川遊水地公園です。野球場もあるし、小さい子供たちが水遊びできる様な、浅い水場も用意されていました。
公園を過ぎると、境川遊水地。ちなみに遊水地とは、大きな川が洪水であふれた場合に、その水を一時的に溜めておく役割をするものです。洪水被害を小さくするために作られているのですね。
先に進むと、下飯田遊水地。遊水地内にサッカー場がありました。洪水が起こったら、このサッカー場も水に浸かる想定なのでしょう。私たちが歩いている場所が、一段高くなっています。
急に空が曇って来ました。。。
遊水地をぐるりと回り、今飯橋にぶつかったら、手前を境川沿いに歩きます。
境川沿いを歩いていると、雷ゴロゴロの後、雨が降って来ました。5歳児、連れて来なくて良かった。風もあるし、乗り切れなかったかもしれない。
白鷺橋に着いたら、右へ曲がり、ゆめが丘駅を目指します。
富士塚公園を通り過ぎ、住宅地を通り抜けたら、ゴールのゆめが丘駅が見えてきました。
ゆめが丘駅到着。
相鉄線で帰ります。車両に相鉄線マスコット「そうにゃん」の絵が書いてあるのは珍しいらしいです(息子談)。
以上、朝10時スタート、昼13時ゴールの約3時間のウォーキングとなりました。お昼は横浜駅まで移動して頂きました。ちなみに、このウォーキングコースには途中、コンビニなどの売店が1つもありませんので、注意してください。トイレは地図通りに御座います。
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まとめ
今回は、横浜市泉区【泉小次郎親衡・殿墓・天王森コース】を散策レポートしました。和泉川、境川と2つの河川をめぐる水辺のウォーキングコースでした。途中、お寺や神社も多く、歴史的な観点からも見どころがあり、大変楽しめました。お弁当は持参をおススメします。
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