今回は、干物で作るアクアパッツァの作り方をご紹介します。
生魚で作るイメージのアクアパッツアですが、干物でも美味しく頂けます。アクアパッツァに干物を使うメリットは以下の様なものがあります。
3つの「~しなくてよい」がキーワード。
- 面倒な下処理をしなくてよい
- 魚に味付けしなくてよい
- 型崩れ、煮崩れを気にしなくてよい
干物ですから、ウロコ・エラ・内臓を除くことや切り込みを入れるといった下処理は必要ありません。とても楽です。
生魚を使うアクアパッツァの場合、下味が必要です。また、アサリのスープを回しかけて、身に味を浸み込ませるのが良いとされています。しかし、干物であれば、そもそも塩味が付いていますから、あまり気にしなくても美味しく仕上がります。
生魚の場合、両面を焼く際に型崩れさせたり、水で煮ている時に柔らかい身が崩れてしまったりということがあると思いますが、元々身が締まっている干物では、その点を気にする必要がありません。
要するに、簡単 なんです!
それでは、干物で簡単アクアパッツァ、作っていきます。今回は、ホッケを使います。
本日の個体
産地:アメリカ
長さ:30cm
重さ:295g
購入先:楽天市場 越前かに職人甲羅組(DENSHOKU)
干物のアクアパッツァ 材料(4人分)
干物に既に食塩が使われていることは考慮してい下さい。私は塩は使いません。
- 干物 ホッケ 1枚
- アサリ 230g
- ミニトマト 10個
- パプリカ 半分
- 玉ねぎ 半分 (薄切りを事前にレンジで加熱しておく)
- ニンニク 2片(みじん切り)
- オリーブオイル 大さじ3
- 白ワイン 100cc
- 水 200cc
- 胡椒
- パセリや大葉(お好みで)
干物のアクアパッツァ 作り方
魚が干物になっただけで、作り方は同じです。
- 干物は、冷蔵庫か常温で解凍しておく。
- オリーブオイルにニンニクを入れ加熱する。
- ニンニクの香りが出たら、干物の両面を焼く。
- アサリ、ミニトマトを入れる。白ワインを加え、アルコール分を飛ばず。
- 事前にチンした玉ねぎとパプリカを入れ、水を加え、蓋をして5分蒸す。
- 蓋を外して、5分煮込む。
- お好みでパセリや大葉を振り掛け、出来上がり。
干物のアクアパッツァ 写真と解説
ニンニクは、刻む。パプリカは1cm角。玉ねぎは薄切り。私は玉ねぎはクタクタが好きなので、事前に3分くらい電子レンジで加熱しておきます。火が通ったか気にする必要も無くなりますよね。
オリーブオイルでニンニクを揚げ焼きします。
ニンニクの香りが立ったら、ホッケ投入。出来上がりを考えると、身側から焼いた方が良いですね。
ホッケを裏返したら、アサリ、ミニトマトを入れます。白ワインを回し入れて、アルコールを飛ばしましょう。
5分ほど蓋をして蒸す。
蓋を外して、5分ほど煮込む。
大葉を掛けたら、冷凍干物(ホッケ)のアクアパッツァの完成です。フライパンのまま、食卓に出して頂きます。
それでは頂きます。
ホッケは脂が乗っていてます。いい干物でした。程よい塩味もあって美味しい。家族4人でスープまで、あっという間に完食しました。
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まとめ
今回は、干物で作るアクアパッツァをご紹介しました。肉厚のホッケはアクアパッツァに向いていると感じました。もちろんアジなどの他の魚でも美味しく頂けます。何よりも作るのが簡単というのが良いですね。赤、黄、緑と色合いも配慮すると見栄えも良くなり、楽しい食卓になると思います。是非お試しください。
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