今回は、春の訪れを告げる旬のサクラマス(桜鱒)を使って、シンプルに5品を調理。丸一匹のサクラマスを余すことなく頂きます。新鮮な魚は素朴な調理で美味しく頂けます。子供が好きな魚フライも作りましょう。
先ずは、北海道産のサクラマス、全長48cm、重さ1.5kgを捌きます。
切身とアラに切り分けました。
それでは5品をご紹介します。
目次(Contents)
サクラマス レシピ 5品
桜鱒の塩焼き
材料
- 桜鱒の切身
- 塩
作り方
- 切身に塩をして10分くらいおき、出てきた水分をキッチンペパーでよく拭き取る。
- フライパンで皮目側から両面を焼く。
桜鱒のカマの塩焼き
材料
- 桜鱒のカマ
- 塩
作り方
- カマに付いているウロコや血合い等の汚れを除いておく。
- カマに塩をして10分くらいおき、出てきた水分をキッチンペーパーでよく拭き取る。
- グリルで焼く。
桜鱒のお吸い物
魚のお吸い物で味醂を使っているレシピは少ないと思います。私の地元が甘党なのか、味醂を必ず入れるのは私にとって母親の味です。
材料
- 桜鱒のアラ
- 水4カップ
- 酒1カップ
- 味醂 大さじ2
- 薄口醤油 大さじ1
- 塩 少々
作り方
- アラは塩をして15分ほどおいたら、熱湯にくぐらせる。
- 流水でアラについたウロコや血合い等の汚れを取る。
- 鍋に水、酒、アラを入れ、火にかける。
- 沸騰するころに灰汁が出るので、すくい取る。出来れば、出たものを都度除いていくのが良い。
- 沸騰したら、味醂と醤油を加え、15分ほど煮出す
- お好みで塩をして味をととのえる。
桜鱒のフライ(卵不使用)
魚フライは卵を使わなくても美味しいく仕上がります。
【関連記事】【卵不使用】上田勝彦さん流 サクサク アジフライ
我が家の長男はフライにソースや醤油は掛けません。理由を聞くと「魚の味が良く分かるから」だそうです。
材料
- 桜鱒の切身
- ☆小麦粉 大さじ4
- ☆水 大さじ6(小麦粉の嵩に応じて調整)
- パン粉
- 塩
- 胡椒
作り方
- 切身に塩をして、水分が出たらよく拭き取る。粗びきの黒コショウを振っておく。
- ☆の材料を混ぜ合わせておく。
- 切身を2.にくぐらせたら、パン粉をまぶす。
- フライパンに油を1~1.5cmの高さ分入れ、170℃まで加熱する。
- 切身を皮目を上にして1分30秒。皮目を下になる様に返して30秒揚げる。
桜鱒の塩麴漬け焼き
塩焼きから気分を変えたい時に、塩麴は重宝します。身が柔らかく保たれるので、数日冷蔵庫にいれておけますよね。漬け過ぎても、そんなに味は濃くなりません。
材料
- 桜鱒の切身
- 塩麴
- 塩
作り方
- 切身に塩をして10分程度おき、水分が出たらキッチンペーパーで拭き取る。
- ファスナー付きプラスチックバックに切り身と塩麴を入れて、切り身に塩麴を馴染ませたら、空気を抜いて冷蔵庫に1~2日おく。
- 塩麴を拭き取ったらフライパンで両面を焼く。
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まとめ
今回は、丸1匹のサクラマスを使って、シンプルな料理を5品ご紹介しました。桜鱒は、大きさはあるものの、骨が柔らかい為、簡単に調理できます。特徴はサケ(鮭)に比べ、身がふっくらしており、とても上品な味わいです。旬のこの時期しかいただけませんので、是非お試しください。
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コメント一覧 (2件)
いつもながら美しい下処理、そして
分かり易い説明!こんな立派なお魚を
見事にさばいてしまうなんて・・・
もうプロですよね!プロと言えば~
長男さんも味のプロですね!(^。^)v
石畳のん♪様
嬉しいお言葉、有難う御座います。励みになります!我が家の長男は、調味料を少ししか使いません。素材の味が好きらしいのです。魚もよく食べてくれます。