魚って、高いですかね。
今日はそんな疑問について考えます。ざっくりお肉との比較もしてみましょう。
先に結論
- 魚は、アラや内臓(真子、白子、肝)を有効利用すれば、高いモノではない!
- 食育・栄養・季節感など「調理の手間」を上回るメリットは大きい!
1匹で2食楽しむ
ある日、740gのシマアジを丸1匹で購入しました。1500円の高級魚です。
我が家ではこの1匹の魚を家族4人で2食 楽しみます。
=先ず1食目=
1日目は昼食にお刺身で頂きました。ビジュアルを楽しみたかったので、姿造りに。高級魚にテンションが上がりましたね。その時に書いた記事です▼
=次に2食目=
そして2日目、昼食で頂きました。シマアジの残りを使いました。
献立は次の通りです。
- ご飯
- 味噌汁(かぼちゃ、ほうれん草)
- 大根サラダ
- シマアジのカルパッチョ
- シマアジのアラ煮
(カルパッチョ以外は4人で取り分けています)
自宅での普段の昼食としては、悪くないでしょう。贅沢な位です。
以上の様に、我が家では1匹のシマアジを2食分楽しみます。
2食分を使える理由は簡単です。魚のアラを捨てずに食べきるからです。我が家の息子たちは魚のアラなんて、慣れたもの。上手に魚肉をしゃぶり取り、骨を出します。絵にかいた様な骨が、お皿に残ります。
魚、肉、外食の値段を比較
シマアジ1500円は著しく高いでしょうか?ざくっと計算してみます。
シマアジ1500円÷2回÷4人=190円なので、1回1人当たり約200円ですね。ちなみに、子供は8才と5才です(2人とも刺身が大好きで、大人と同じ量食べます)。
あの高級魚シマアジが、1回200円で食べられました(お鮨屋さんでシマアジなら、一貫も食べれないでしょう)。その他に味噌汁、サラダに使った食材は、普通のスーパーで買っているものですので、多く見積もってもプラス1食150円でしょう。よって1食350円の縞鯵ランチ(材料費のみ)となります。
シマアジは高級魚でしたので、ワンランク落として鯛(タイ)で同様に計算すると、1食290円の鯛ランチです。大衆魚イワシなら240円。
お肉を使った場合は、どうでしょう?
豚肉だったら100gで100円くらいですね。そうすると、1食250円の豚肉ランチとなります。鶏肉も同じくらい。さらに同じ計算をして牛肉なら360円くらい。肉もピンキリですが、庶民的なスーパーで買える値段で計算しました。
ちょっと意地悪に、外食を例に出します。安いの代表、マクドナルド。何を食べましょうか。ウチだと
- 私 :ダブルチーズバーガーセット640円
- 嫁 :ベーコンレタスバーガーセット660円
- 長男:テリヤキマックバーガーセット640円
- 次男:チーズバーガーハッピーセット500円(おもちゃ狙い)
合計で2440円。平均すると1食1人当たり610円(交通費含まず)。マクドナルドでこれですから、外食って本当に高いですね。ここに外食を否定する意図はありません。我が家も時々外食します。
問題は魚が高いか?なのですが、、、
上で計算した金額をまとめます。
1人分1食の値段を、安い順にランキングです。
- 鰯(イワシ)ランチ:240円
- 豚肉(or 鶏肉)ランチ:250円
- 鯛(タイ)ランチ:290円
- 縞鯵(シマアジ)ランチ:350円
- 牛肉ランチ:360円
- 外食代表マクドナルド:610円
こうしてみると、魚が著しく高いわけでは無いことが分かってもらえると思います。魚が高いのでは無くて「豚肉、鶏肉が安すぎる」んです。陸で養殖出来ますから。
魚離れの理由と解決策の例
魚離れの理由(問題点)
魚が高く無いという事が分かったとしても、家庭料理としての「魚離れ」が進んでいるのは事実です。なぜか?
- ゴミが出る
- 臭いが出る
- 調理が手間
の問題ですね。肉は、使いやすい様に切って売られてますからね。
解決策ご提案
ゴミと臭いは、冷凍庫(れいとうこ)を利用して解決してみては如何でしょうか?
【関連記事】魚料理【臭くない!】生ごみの処理方法
手が臭くなる問題は、ステンレスソープを使ってみて下さい。オススメしているのは、ハンドソープとの併用です。
【関連記事】ステンレスソープ おすすめの使い方
そうすると残るは、調理に手間が掛かるという最大の敵になるのですが、それへの解答はこの記事に思いを込めています!食育・栄養価・季節感など、11のメリットを挙げています。どちらかというと、手間でもやるメリットを謳っています。
【関連記事】【まとめ】丸一匹の魚(丸魚)を買う・捌く・頂くメリット
これとは別に、お店で魚を処理してもらうはとても有効ですね。この時に、魚の可食部を少しでも逃さない為に、「アラは使いたい」とか「真子や白子も新鮮だったら捨てないで」とか、上手にリクエストできると良いですね。
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まとめ
まとめとして繰り返します。
- 魚は、アラや内臓(真子、白子、肝)を有効利用すれば、高いモノではない!
- 食育・栄養・季節感など「調理の手間」を上回るメリットは大きい!
工夫が必要なのは確かだと思いますので、その辺りも少しづつ紹介していければ、と思います。(つづく・・・)
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