週末の魚市場、どれほど通っただろうか。いつの間にか10年近くなります。魚を捌き始めた頃は、まさかこんなに続くとは思っていませんでした。続いている理由は、新鮮な魚の美味しさと料理をする楽しさはもちろんのこと、魚市場の空気が好きというのもあるわけです。
魚市場の良さは、生ものを売っている緊張感。
常に清潔にしていなければならない。温度との勝負もある。また午前11時頃には店じまいする、という時間の制約もあります。魚屋はそれをクリアして少しでも売り上げをあげなきゃいけない。厳しい世界。
そこから生まれるピーンとした空気。
そしてその緊張感からは面白さも生まれる⤴
今回は、そんな私が買い手側から見た「魚市場あるある」を一方的に言いたい~♬ そう思います。
それではスタート。
魚市場あるあるを言いたい~♬
バケツを覗いている子供が水をかぶる~♬
大きいポリ容器に活魚が泳いでいる、というか漂っている。弱って口をパクパクしている魚を、珍しがって上からじ~っと観察する子ども達。とある瞬間!魚がバシャっと跳ねる→「キャー」
おじさんは基本、イカを買う~♬
ほとんどのおじさんはイカを買って帰ります。いつも何にして食べてんの。
値札忘れてる箱多め~♬
そのサバいくらよ。
お得意さんが目の前で安く買う~♬
飲食店などのお得意さんへの販売価格は一般向けとは全然違います(3割以上安い時も)。それコッチに聞こえる様に言わないで~。うらやまし~。
安く買おうと魚の水を切る~♬
魚の値段は1キロ当りいくらと表示、勘定されます。1キロ1000円のイワシを、600グラム買ったら、600円(+税)です。ということは、、、少しでも水を切った方が安い!?高級魚になればなるほど、そんな心理が働くのは私だけでしょうか?
得体の知れない魚が激安~♬
1キロ200円って何?!どうやって捌くんよ。
高級ハンカチ持参に後悔の嵐~♬
魚を触った手、それで拭くの?
コロナに魚が効くというオカルト魚屋いる~♬
・・・
支払い終わった魚、見失う~♬
支払いは帳場と呼ばれる会計カウンターです。そこではお金と領収書の受け渡しだけ行われるのです。商品の魚は、包んだ魚屋さんが気まぐれにどこかに置いている時があるんです。
私「あれっ、どこ?」
魚屋「あれっ、どこだっけ?」
「捌いて欲しい」とおばちゃんが粘る~♬
魚屋さんが希望に応じて魚を処理して(捌いて)くれるかは状況次第です。恐らく、忙しい時やそもそも値段が安い魚は、ちょっと厳しいでしょう。それでも、おばちゃん強し。断られてるのに「家じゃ無理でしょ?」とか「少し待ったらやってくれる?」とか粘っておられます。
売り切れの箱に焦りを感じる~♬
これは欲しいものを買うときの心理と同じです。洋服屋さんでSOLD OUTの棚に惜しい気持ちがしませんか。「もっと早く来れば良かった~」「どんだけ良いモノが売ってたんだろ~」魚も同じです。
新巻鮭(あらまきざけ)買っている人見たことない~♬
あれは業務用!?木箱に入った塩鮭、丸一本。買ってる人が見てみたい。
なぜか乾物屋の列に靴屋が混じってる~♬
食品を越えてきましたね。便乗ってヤツですか。魚買って、野菜買って、靴を買う人がいるんでしょう。っていうか、安いから私も買いたい。
夏場は影の下を急いで帰る~♬
魚が傷むからね。
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まとめ
これだから市場はやめられない。皆さんも是非訪れてみて下さい。楽しいですよ♬
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コメント一覧 (2件)
活きの良い魚のバシャッで、靴がダメになるんでしょうかね~?ダメにならないまでも、これじゃグショグショで履いて帰れないから買う、とか?
それも魚屋さんの計画のうちだったらすごいなあ(笑)
それは思い付きませんでした。yuccowさんの想像力スゴイ。確かに子ども用が多いんです。