🐟️お魚クイズ🐟️
次の5つの中で、サバ科ではない魚はどれでしょうか。1つお選び下さい。
- カツオ
- マアジ
- サワラ
- マサバ
- クロマグロ
正解:2. のマアジ
マアジは、アジ科に分類される魚で、サバ科ではありません。
サバ科の魚。マサバは言うまでもないとして、その他のカツオ、サワラ、マグロもサバ科に分類されます。意外ですね。魚の分類学ってとてもマニアックな学問だと感じます。分類表を見ても、素人にはなぜこうなっているのか分かりにくいものが多いです。あまり話題にもなりませんよね。
サバ科の特徴の1つとして、卵から生まれた後は死ぬまで泳ぎ続ける。口とエラ蓋を開けたまま泳ぎ、そこを通過する海水から酸素を取り込む、があります。それに伴って筋肉に多く酸素を取り込めるように、血液中の赤血球は他の種に比べて多いそうです。
今日は、そのサバ科の魚の中から「サワラ」を頂きます。新鮮なうちに冷凍保存しておくという使い方は如何でしょうか。
<゜)))彡 <゜)))彡 <゜)))彡
食料品の買い物を3日に1回と言われて困るのが、魚の保存方法ではないでしょうか。
今日は、味付けをして冷凍保存という方法をご紹介します。これで2週間くらいは持つでしょう。兵庫県の浜坂漁港から取り寄せた鮮魚セット。
全ての魚を1日では食べきることは出来ませんので、サワラは味付けをして冷凍保存していきます。ここでは丸の魚から捌いていますが、もちろん切り身を使用しても構いません。
今回はサワラ!真剣に向き合います!
今回のポイント3つ
- 魚に下味を付けてから冷凍(解凍後は焼くだけ)
- 氷水で解凍する (ドリップは抑えて短時間解凍)
- クシャクシャにしたアルミホイルの上で弱火で焼く(くっつかずキレイに焼ける)
本日の個体
産地:浜坂漁港(兵庫県 北西部)
体長:43cm(50cm)
重さ:650g(エラ、ワタ除去後)
サワラを捌く
サワラは身が柔らかいので、優しく優しく取り扱い下さい。2枚に下します。先ずは、腹側から。
次に背側から中骨に沿って包丁を入れていきます。
2枚に下した後の背骨が付いていない側の身を4等分の切り身にします。
次に、背骨が付いている側のみを4等分に。
サワラの味噌漬け(冷凍保存)
材料
- サワラ 4切れ
- ☆味噌 大さじ4
- ☆醤油 小さじ1
- ☆味醂 大さじ1
- ☆酒 大さじ1
作り方
- サワラの切り身に塩をして10分ほど置く
- ☆の調味料を混ぜ合わせておく
- 水分を拭き取ったサワラに☆の調味料を塗り、冷蔵庫に入れ数時間置く(お好みで1日程度おいても良い)。
- プラスチックバックに入れ、冷凍庫で保存する。
- 解凍は、氷水で30~40分。
- サワラに付いた味噌を良く拭き取る
- ガスコンロで焼く
写真と解説
サワラの切り身に塩をして、10分ほど置いたら、キッチンペーパー等で水分をシッカリ拭き取っておきます。
バットに☆の混ぜ合わせた調味料を薄く延ばし、サワラを乗せた後、さらに☆をサワラに塗ります。空気を抜きながらラップをしたら、数時間冷蔵の中に置きます。お好みで1日くらい置いても良いです。
4時間置いたものがコチラ。
プラスチックバックに入れて、冷凍保存します。
解凍は、氷水で行います。冷蔵庫解凍もよく紹介されていますが、氷水の方が、時間が短くドリップも出ないので、一番良いと感じています。ドリップを出さずに素早く解凍。これがポイント。電子レンジで解凍したりすると、旨み成分がドリップと共に抜けてしまいます。
40分解凍したものがこれ。身はシッカリしています。ドリップありませんね。OK。見た目にも、一度冷凍したものの様に見えません。
味噌ダレはシッカリ拭い取ります。私はこの写真の様にバターナイフを使います。しっかり味はついているので、キレイに取り除いてOKです。逆に味噌が残っていると、焼いたときに焦げる原因になります。
こんな感じで、皿に被せたペーパーに取っていきます。終わったら、ペーパーを捨てれば良いので、ベタベタせずに簡単です。
アルミホイルをクシャクシャにしたものを用意。
その上に、サワラの切り身を置く。これで、ガスコンロで焼いていきましょう。焼き方は、弱火でじっくり焼きます。表6分、裏6分(時々見ながら加減する)。
「サワラの味噌漬け焼き」の完成です。身は、原形をとどめていますね。
味はきちんと浸み込んでいます。身はフワフワで美味しい。一度冷凍したものとは思えません。
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サワラの柚庵漬け(冷凍保存)
材料
- サワラ 4切れ
- ☆醤油 大さじ3
- ☆味醂 大さじ3
- ☆酒 大さじ3
作り方
上に書いた「味噌漬け」と殆ど同じですので、省略します。漬け時間だけ違います。柚庵漬けの場合は、30分くらいとして下さい。
プラスチックバックにサワラを入れたら30分くらい冷蔵庫で保管します。
☆のタレを抜いて、冷凍保存しましょう。
同様に氷水中で解凍し、アルミホイル上で焼いたら、サワラの柚庵漬け焼きの完成です。
しっかり味が染みて美味しいです。身はフワフワでした。
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まとめ
今回は、サワラの冷凍保存と料理方法についてご紹介しました。繰り返しになりますが、
- 下味をつけて冷凍保存
- 氷水で解凍
- クシャクシャのアルミホイル上で焼く
この3つのポイントで、冷凍したものとは思えない、美味しい魚の漬け焼きが頂けます。もちろんサワラだけでなく、ブリや鮭など、色々な魚で同じ様に調理できます。ご参考になれば幸いです。
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