魚の生ごみって臭いが気になるよ。どの様な捨て方が良いんだろう?
日本人の魚離れが囁かれて久しいですね。その原因の1つに魚の臭いの問題があると思います。魚の生ごみはどうしても臭いが気になるので、それが魚料理のハードルを上げていると言えそうです。臭いから扱いたくない、ってやつです。
そんな臭いへの対処法として、今回は魚を捌くときに発生する生ごみ(内臓など)の簡単な処理(処分)の方法をご紹介します。この方法で臭いのストレスが一切なくなりました。
今回は、3つの方法をご紹介します。
- 冷凍する方法
- 「生ゴミが臭わない袋」を使用する方法
- 新聞紙で密封する方法
私がオススメするのは、1.の「冷凍する方法」です。この方法だと全く臭いを気にすることが無くなるからです。次いで2.の「生ゴミが臭わない袋」を使用する方法で、医療向けに便を収容する袋を開発したメーカーが、家庭向けに開発・販売している商品なんです。
それでは、写真を使って紹介していきます。スタート!
生ごみを冷凍する
それでは冷凍処理の方法をご紹介します。
1.ボールにビニール袋をかぶせます(破れ防止に2枚重ねると良い)
2.ウロコ、エラ、ワタ(内臓)、骨などの生ごみを入れる
3.生ごみのカサを減らしたい場合は、水分を抜き出して下さい。
4.最後にポリ袋に包んで小さくしばります。
5.これを冷凍庫へ入れるだけです。
6.ゴミの日の朝に、冷凍庫から取り出して捨てます
魚の臭いの原因は雑菌が繁殖して腐敗臭いを出すことにあります。冷凍すれば雑菌の繁殖を極端に減らすことができますので、臭いが発生しません。
長年この方法で処理していますが、冷凍庫の中が臭くなることも経験したことはありません。ゴミの日に捨てる作業は妻が行っていますが、朝の冷凍庫チェックをルーチンにしいて、ゴミ袋がクシャクシャと丸めてあれば、それを捨ててくれます。
デメリットとしては、冷凍庫のスペースを一部使うこと。それから、ゴミを出し忘れる可能性があることがありますが、これも習慣化できれば問題ありません。ウチは私がトスして、妻がアタックです。
【2022年5月22日追記!!!】
上に書いた魚の生ゴミを入れる袋として、自立する水切り袋も便利なのでご紹介しておきます。素材も丈夫なので、水切りの手間が省けて使い易いですよ。最後には水切り袋をポリ袋に包んで口を縛ったら冷凍します!
この水切り袋については使い心地など詳細にレビューしていますので、興味があればこちらをご覧ください▶魚を捌く生ゴミ対策に『自立する水切り袋』が便利な件
ちなみに魚料理の後の手洗いは、専用のハンドソープがおススメです。魚の臭いを取る為に開発された、環境に優しいハンドソープです。
「生ゴミが臭わない袋」を使用する
世の中は便利になりましたね。生ゴミ専用の臭わない袋があるんです。ご存じでしたか?医療向けに便の収容する容器を開発したメーカーが、家庭用の生ゴミにフォーカスしているんです。魚に限らず家庭から出る生ゴミに、これは便利ですよ。
私のレビュー記事もありますので、宜しければコチラをどうぞ。分かり易く言えば、子供のオムツ用のゴミ袋のイメージですね。パンの袋なんかとも比較実験しています。どういう結果でしょうか?▶魚ゴミ「生ゴミが臭わない袋/食パンの袋/ ポリ袋」臭わないのどれ?
新聞紙を活用する
元水産庁官僚で現在も魚食文化の復興にご尽力の上田勝彦さん。本か何かで以前上田さんが紹介されたものを記憶しておりました。新聞紙を使用する方法です。古新聞がある方は試してみる価値ありと思います。
- 複数の新聞紙を敷く
- その端に生ごみを置く
- 空気が入らない事を意識しながら筒状にクルクル巻く。
- 空気が抜く事を意識して、両サイドを折りたたみ、小さくする。
- ビニール袋に入れて捨てる。
この方法は、空気に触れさせないという事がポイントです。空気で酸化させないことで雑菌の増殖を抑えます。新聞紙で包んだ状態では、生ごみと新聞紙がピッタリと合わさっていて、空気が抜けていることが大事です。これでゴミ箱へポイ。
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まとめ
今回は、特に魚料理に着目した生ゴミの対策を3つご紹介しました。臭いで魚料理のハードルが上がることはもったいない!これらの情報がお役にたてば嬉しいです。
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