今回は、目分量で作る魚の煮付けの作り方をご紹介します。直感的な操作で、美味しい煮魚へと導きます(笑)
料理をする時に手間なのが、事前に調味料などの分量をチェックすることです。このひと手間が、家事のストレスを高め、瞬発力を悪くします。
例えば「煮魚でも食べようか」となった時に、
〇レシピ本やサイトを見る
↓
〇レシピ分量をチェックする
↓
〇レシピ分量を作る人数に計算しなおす
↓
〇分量を正確に量りながら調理する
ちょっとした事なんですが、これが結構面倒で、場合によっては「今日はや~めた」となってしまう。
今回は、もっと気軽な煮魚ライフを!というわけで、ご家庭で目分量で煮魚を作るコツをご紹介します。レシピ本を見なくても、感覚的/直感的に作れる方法です。
それではスタート!
目分量で煮魚を作るコツ
次の3つのポイントを抑えれば、レシピ本を見なくても、それなりの煮付けに行きつきます。
- 水とお酒を合わせた量は、魚の半分が浸かる量。
- 砂糖、味醂、醤油の量は、1人分で各大さじ1程度。
- 煮汁は途中で味見し、好みに調える
1.を覚えておけば、水とお酒の量を正確に量る必要はありません。水とお酒は、同量がベースです。私はお酒少な目が好きなので、水:お酒=2:1くらいにしますが、ここはお好みで(多少違っても変な味にはならない)。ただし、鍋の大きさには注意が必要です。魚が重ならずに並べられ、大き過ぎないものを選びましょう。
2,は目安です。目分量で作るとは言っても、感覚的な目安が必要だと思います。よって、「1人分で砂糖、味醂、醤油は、各大さじ1」を目安にします。なので2人分だったら、各大さじ2程度ですね。
3.も難しくないですね。調味料を加えて少し煮たら、味見します。煮汁を煮詰めたら濃くなることを考慮しつつ、味を調えると良いでしょう。最初に濃くし過ぎ無いように注意し、後で足すような作り方が良いと思います。
以上の事が分かっていれば、あとは感覚的に進めていくだけです。レシピ本なんて見ませんよ。味噌汁を作るのと同じ感覚です。
目分量!鯖の煮付けの作り方
材料(4人分)
- 鯖:4切
- ゴボウ:適当
- 生姜:適当
- ☆お水:目分量
- ☆お酒:目分量
- ☆砂糖:目分量
- ☆味醂:目分量
- ☆醤油:目分量
↑こんな適当なこと、個人のブログじゃないと書けないでしょ(笑)
魚の下処理
美味しい煮魚を作る為に、下処理は欠かせません。よって詳しく書いておきます。
沸騰しない熱湯に、切り身を湯通しします。温度が高すぎると、魚の皮が剥げてしまいますので、加減しています。表面が白くなったら、
氷水に取ります。
ちなみに湯通しのお湯ですが、4切れ後にはこんなに濁ります。臭いは、さかな臭い。これが湯通しの重要性です。「臭みの除去」と「汚れを取り易くする」のが目的です。
軽く撫でて、表面に付いたウロコや血合い等の汚れを、綺麗に取り除きましょう。
背骨の下には血合いが多く付いているので、ブラシを使うと簡単に落ちます。(身は傷つけない様に)
はい、こんな感じ。血合いが綺麗に取れました。
適当な大きさの鍋に、全ての材料を並べます(切り身、ゴボウ、生姜)。そこへお酒を入れます。水を入れて、切り身が半分浸かる程度が目安です。
続いて水を入れ、全体で切り身が半分浸かるくらいとします。
更に砂糖。今回は4人分なので、感覚的に大さじ3~4くらい。
味醂も同様に大さじ3~4入れ、火に掛けます。(加熱する時間は、全体で10分くらいにしたいですねぇ。)
沸騰する頃にアクが出ますので、取り除きます。
ペーパーを落とし蓋にして、煮汁を回し掛けながら5分くらい加熱します。(もちろん、アルミホイルを落とし蓋にして、強火で煮汁を回すのも良いですね)
5分くらい煮たら、醤油を加えます。大さじ3~4のイメージです。
煮汁が均一になったら、味見するのも良いです。煮詰めたら味が濃くなるのを意識しつつ、味を調えます。今回は、何も加えなくてOK。
ある程度、煮汁が無くなったら、ペーパーを外します。これで出来上がりでも良いですね。
私は、煮汁を煮詰めて、濃くトロリとさせるのが好きなので、強火で煮詰めます。(ここで味醂を加えて照りを出す方法もありますね。)
(写真を取ってたら、煮詰め過ぎた感あり。。。)
お皿に盛り付けましょう。
鯖の煮付けの完成です(((o(*゚▽゚*)o)))
冬の真鯖は脂がノッて美味しいですね。スーパーで安く売っていても、当たりの事が多いです。
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まとめ
今回は、目分量で作る魚の煮付けの作り方をご紹介しました。調味料の分量目安がイメージ出来ていれば、ストレス無く料理が出来ますね。スーパーで豆腐を見て「味噌汁」が想像できるのと同じ様に、切り身を見たら「煮魚」がイメージできると煮魚マスターです。参考になりましたでしょうか?魚の煮付けが簡単で身近になって貰えたら、大変嬉しいです。
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