魚を捌いた後のアラ。ここにも旨味がまだまだ存在しています。捨てるのはモッタイナイ。まだ可食部は残っているし、骨や身からは美味しい出汁がとれます。アラ煮にしたり、お吸い物にしたり、そのほか活用方法はさまざま。
そもそもアラとは、魚を2枚や3枚に下した後に残る、頭、骨、カマ、ヒレ、尾のことをいいます。アラとカマを混同されている方も多い様ですが、カマはアラの一部です。下の写真でお示しします。エラのしたの胸ビレが付いている部分がカマ。
さてさて、今回は、そのアラの活用法の1つをご紹介します。
『塩焼き』→→さらに→→『出汁取り』で、余すことなく使い切ります。
特に今日は手元にカワハギの頭(カマ付き)がありますので、その塩焼きをオススメします!カワハギの頭の塩焼き。これはマスト!
それでは作っていきます!
~友情出演~クロムツさんの頭~
塩焼き
先ずは、アラについてる汚れはキレイに取ってください。
それから塩をして10~20分くらいおきます。1回目の塩は臭み抜き。
塩を洗い流します。塩と一緒に臭みを流す。
そして2回目の塩。これは調味料としての塩。塩焼きの塩。
あとは温めたグリルで両面焼くだけです。
はい、出来上がり。
今回お伝えしたいのは2つです。
- これだけでも十分な一品のおかずとなる
- カワハギの頭とカマの塩焼きは絶品
カワハギの塩焼きは、鼻に抜ける香りがほのかにチーズの様に感じられます。是非試してみて下さい。
これでは、終われません!次、行きますよ!
出汁を取って味噌汁
残った骨を一度、洗い流します。
水の状態から骨を煮出して、沸騰してから10~15分。
それを濾すと、出汁の出来上がりです。
しっかり魚の出汁が取れています。いい香りと魚風味がしっかり。追加の粉末ダシなんて要りません。
大根とワカメの味噌汁にしました。ぅんまい。
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まとめ
今回は、魚のアラの活用方法の1つをご紹介しました。この流れがイメージ出来ていると特に面倒とは感じません。カワハギは身離れが良いのでアラでも塩焼きで食べやすいです。また一度焼いたアラなので、出汁をとっても臭みは無く、まだまだ美味しく頂けます。魚のアラ、捨てるなんてもったいない!(一匹1000円超えのカワハギですよ。捨てるに捨てられない。←これが本音でした。)
ご参考になれば幸いです。
↓カワハギ本体については、こちらを参照ください↓
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