春から夏にかけて旬を迎えるキビナゴですが、私の住む関東でも鮮魚のキビナゴを見かけるようになりました。産地ではお刺身!というイメージの強いキビナゴですが、もちろん加熱料理でも美味しくいただけます。
今回はそんなキビナゴの下処理として、塩水漬け(1時間弱)をする方法をご提案します。干物を作る要領ですね。塩水漬けすれば、旨みを引き締める効果と臭みを抜き取る効果が期待できますので、簡単に美味しく食べれることができますよ。
この塩水による下処理をベースとして、その後の料理は以下の5品
- 唐揚げ
- 天ぷら
- 塩焼き
- 一夜干し
- 煮付け
で楽しみましょう。それではスタート!
「きびなご」本日の個体
スーパーマーケットで購入した長崎県産のきびなごです。
- 産地:長崎県
- 全長:大きいもので10cm
- 重さ:トータル400g
- 価格:520円(キロあたり1290円)
刺身鮮度とは謳っていませんが、張りがあって十分に新鮮です。ニシン科に分類される魚で、いわゆるアジなど同じ様に青魚と呼んで良さそうです。
「きびなご」塩水で下処理する方法
それでは下処理してゆきます。先ずは塩水の準備です。1カップの水に塩大さじ1の割合で塩を加えます。今回は3カップの水に塩大さじ3を使用しました。
攪拌して塩を溶かしてください。
この塩水にキビナゴを漬け込むだけです。簡単ですよね。時間はお好みですが、私は30~40分が好みです。この間でしっかりと塩味も加わります。
40分が経過しました。
キビナゴの目が白く色付いていますよね。塩水が回った合図です。
ザルに取って水気を切りましょう。ここで軽く流水で洗ってヌメりを取るのもアリです。
水気をきちんと優しく拭き取ると下処理としては最高です。
はい、この様に塩水を使用した下処理が終わりました。
塩水処理の期待できる効果をおさらいします。
- 臭みを取る
- 旨みを濃縮する
- 塩味を与える
このあと干物にも出来ますので、日持ち出来る様になるものメリットして良いでしょう。
塩水で下ごしらえしたキビナゴをこれから料理するよ。
「きびなご」料理(レシピ・食べ方)
既に塩味は付いていることを考慮してください。追加で塩をする必要はありません。
きびなご 唐揚げ
小麦粉(または片栗粉)にお好みで胡椒をし、キビナゴにまぶします。
余分な粉を除いたら、準備完了。
170℃程度の油で、2~3分揚げましょう。
あっという間に、きびなご唐揚げの完成です。柑橘類と良く合いますよ。
きびなご 天ぷら
こちらも言わずもがなですかね。衣を付けて揚げるだけです。
泡が小さくなったら、揚がった合図。
野菜も一緒に天ぷらにしました。カボチャ・ナス・ピーマン・舞茸とのコラボレーション(^^♪
おろし大根を溶かした天つゆでいただきます。
うま~い!お腹のほろ苦さも味のアクセントだよね。熱々で食べるべきだぁ。
きびなご 塩焼き
クッキングホイルがあると便利ですね。塩水処理したキビナゴを焼いてゆきましょう。
両面焼いたら、出来上がり(^_-)-☆
ほくほく あつあつ
いただきます
きびなご 一夜干し
塩水処理の良さは、余ったキビナゴを干物に出来る所にもあります。干物ネットなんて無くても大丈夫。網の上にキビナゴを乗せて、、、
冷蔵庫で一晩乾燥させましょう。冷蔵庫は湿度が低く乾燥しているので、干物づくりには良い環境です。猫ちゃんにアタックされる心配もありませんしね。
【関連記事】
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一日干した状態がコチラです。良い感じに水分が抜けていますね。臭みは無いですよ、美味しそう。
トースターで炙りました。
朝食やお弁当にも良いですねぇ
香ばしくて美味しいよ。骨まで丸ごと食べれるのも嬉しいね。
きびなご 煮付け
出汁、酒、砂糖、味醂、醤油を使用して煮付けても美味しいですよ。生姜を加えても良いですね。少し甘めに、佃煮風にしてみては如何でしょうか?
はい、きびなごの煮付けの出来上がり。
ご飯にもお酒にも合うよ。簡単で美味しいのは嬉しいね。
「きびなご」通販
鮮度を維持する技術と物流の進歩によって、自宅にいてもキビナゴの刺身が楽しめる時代になりました。美味しい産地や生産者さんを探してみるもの面白いですね。
▼「きびなご 刺身」をチェック
▼「冷凍 きびなご」をチェック
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まとめ
今回は、きびなごの下処理に塩水を使う方法をご紹介しました。春から夏にかけて鮮魚のきびなごが楽しめると思います。刺身も良いですが、加熱料理でも美味しく頂けます。楽しいキビナゴライフをお過ごしください。
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