真鯛の頭って安く売ってるね。だけど料理の仕方が分からないよ。
そんな時は、塩焼きがおススメ!今回紹介する「塩水で下処理」試してみてね。
今回は、真鯛かぶと焼き(お頭の塩焼き)の作り方をご紹介します。単に塩を振って焼くという方法が一般的ですが、ここでは「塩水で下処理する」方法を提案します。
少し塩を多めに使ってしまうデメリットはありますが、このひと手間でとても美味しく仕上がるので是非試してみて下さい。干物作りにヒントを得た下処理です。それでは写真を使いながら説明しますね。スタート!
「塩水で下処理」メリット
真鯛の頭の下処理に塩水を使います。
ウロコと血合いを取ったら、食塩水に1時間くらい漬けておきましょう。
- 全体に塩が行き渡る
- 浸透圧で臭みが抜ける
- 浸透圧で旨みが凝縮する
なぜ干物を塩水で下処理するかと同じ理由です。これを行うだけで、臭み無く、味の凝縮したかぶと焼きがいただけます。複雑な形をした、鯛の頭の細部まで塩が行き届くのもメリットです。
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本日の個体・真鯛のお頭
近くのスーパーで購入した真鯛のアラです!2つ入って100円って安くないですか~
- 産地:愛媛県(養殖)
- 重さ:4つで880g
- 価格:4つで200円(キロ230円)
家族4人用に4つ購入しました。合計880g、ずっしりとした重みがあります。食べ応えアリそう~
真鯛のアラ(頭) 下処理方法
材料(4人分)
- 真鯛の頭 4つ
- 水 4カップ
- 塩 大さじ4
塩水は、水1カップに塩大さじ1と覚えると良いですね。魚の量に合わせて調整して下さい。
ウロコ取り・血合い取り
買ったままの状態を見てみましょう。真鯛の顔にはウロコがついています。ヒレは既にカットしてありました(もし付いていたらカットしてください)
裏返すと、この様に骨に沿ってまだ血合いが残っています。
先ずは、顔とカマの部分のウロコを取ります。面倒ですが、綺麗に取ってあげると、食べやすくなります。
参考にウロコを取るポイントを図示しました。可食部(食べれる肉が付いている場所)である頭、ホホ、カマの位置が重点ポイントとなります。
私は貝印製のセレクト100というウロコ取りを愛用しています。先端がギザギザになっているので、今回の様な細かい作業に便利です。
顔の裏側の骨の付近にある血合いを綺麗に取り除きましょう。
ブラシなどを使うと作業がしやすいですよ。
はい、ウロコと血合いを掃除してサッパリとしました。
次に塩水を作ります。水4カップに塩大さじ4を溶かします。
まーぜ、まぜ。
綺麗に掃除した真鯛の頭を塩水に漬け込みます。
浮き上がる場所が気になるなら、お皿などで重りにするか、この様にラップを被せて、全体に塩水が行き渡る様にします。このまま1時間漬け込みましょう!
↓↓↓
1時間
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というわけで、1時間が経過しました。
真鯛の頭は一旦ザルに上げて、水切りします。(干物と同じなので、このまま冷蔵庫の中で乾燥させても良いですね。例えば昼間に準備しておいて、夜焼いて食べるでも良いわけです。)
真鯛を漬け置きした塩水の状態です。血などの汚れが抜けているのが目で見ても分かります。また少し生臭い臭いもします。つまり、塩水の効果によって、汚れと臭みが抜けたということになります。
真鯛かぶと焼き 作り方(焼き方)
魚焼きのグリルで焼いていきましょう。大きさにもよりますので、時々焼き色をちぇっくしながら、焼いてください。今回は、顔の裏側を10分間。
顔の表側を5分間、焼きました。
というわけで、真鯛かぶと焼きの完成です(^^♪
当サイトで魚を捌くのに便利な道具をまとめていますので、こちらを参考にどうぞ。▶魚料理(さばく/おろす)に便利・おすすめ道具
真鯛かぶと焼き 実食・味
真鯛のりっぱなお姿!これで50円かぁ。飾りのレモンの方が高い(笑)
それではいただきます。
うんうん。臭み無し、味も均一で美味しい!塩味もしっかり感じられるよ。
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まとめ
今回は、真鯛かぶと焼きの作り方をご紹介しました。ひと手間にはなりますが、塩水に1時間くらい漬け込むと、臭みが抜けると同時に旨みが濃縮して美味しくなります。ぜひお試しください!
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