今回は、インスピレーションでやってみたら美味しかったシリーズです。
シマアジを炙るタタキにしたら、サッパリして予想以上に美味しかったんだ。
シマアジは、言わずと知れた高級魚。刺身で食べて美味しい魚です。お寿司屋さんでも、シマアジが食べれるとテンションが上がっちゃいますよね。
刺身なら皮を引いて食べるのが一般的なのですが、ふと思ったんです。
タタキにしたら旨いんじゃね?
シマアジの皮は炙った食べれるでしょ。というわけで、実際にやってみたらとても美味しかったので、作業風景と味の感想をレポートしますね。それではスタート!
シマアジ 本日の個体
小顔で体つきの良い個体です。
産地:愛媛
体長:32cm(全長41cm)
体高:13cm
重さ:1.2kg
価格:3000円(キロ2500円)
イケメンやわ~♪
▼「シマアジ 釣り」をチェック
シマアジ 捌き方
イケメンのシマアジなので姿を残して刺身で頂きますね。刺身の一部をタタキにします。
シマアジのウロコは取りやすい。
腹を割って、エラとワタ(内臓)を出しました。ごっ、ご覧ください、この内臓脂肪。ゾクッとしまた😂こういう脂肪を持つこたいは、身にも脂がノッていること、ほぼ間違いなしです。
姿造りにしたいので、背骨を断つことなく、三枚に下します。
腹→背→背→腹の順に両面を血合い骨を残した状態で下します。身を外してしまうと、反対の面が捌きにくくなるので、血合い骨を外すのは最後です。
最後に血合い骨を断ちます。
はい、こんな感じに三枚に下せました!
腹骨をすいて
血合い骨を切り分けて柵にします。
はい、この様に4本の柵が取れました。
魚を捌くときにあると便利な道具はこちらの記事に紹介しています▶魚料理(さばく/おろす)に便利・おすすめ道具!
シマアジ タタキ 作り方
皮を残した状態で、カツオのタタキをフライパンで作るのと同じ方法で、炙ってゆきますね。
身が反らない様に押さえながら、皮の面を焼きます。脂が滴るので、ジュワジュワと軽く皮に焼き目が付く程度です(1分くらいかな)。この方法であれば、どのくらい熱が通っているか目視で分かりますよね(加熱し過ぎると、焼き魚になってしまいます)。
皮ではない部分は、軽く転がして、白く色付く程度に数秒だけ加熱します。
はい、こんな感じ。
そのあと熱が回り過ぎないように氷水に入れる方法もありますが、私は冷蔵で冷やしておいた保冷剤をよく使用します。使う前に良く洗えば良いですね。形も変わるので、魚の粗熱を取るのに最適です。
あとはカットして、盛り付けるだけ~
じゃじゃーん(^^♪ シマアジの姿造りの完成です!
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タタキもこの様に盛り付けてみました。
断面を見て貰えばわかる通り、表面は炙られてますが、中はレア感が残っています。
それではポン酢でいただきます!
おいしい!余分な脂が落とされてるからサッパリ食べれるね。グッドアイディア!
「脂が強くノッた刺身」と「脂の落ちたタタキ」。このコントラストがたまらんですわ。交互に食べながら、どちらの良い所も楽しむことが出来ました(^^♪ これなら次回も必ずこの様に作ります。満足満足(*^-^*)
シマアジ 7日間熟成
以前、津本式 究極の血抜きを施したシマアジを取り寄せて、7日間熟成に挑戦しました。記事にまとめています。こちらも参考にどうぞ▶熟成魚(7日間)を体験!津本式 楽天市場店【シマアジ】お取り寄せレビュー
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まとめ
今回は、脂のノッた愛媛産のシマアジを炙るタタキにしました。刺身とタタキの両方を作ることで、脂の違いと味のコントラストを十分に楽しむことができました。これはおススメできますね。高級魚なので少しためらいはあるかもしれませんが、勇気が持てたらお試しください。
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