太刀魚って美味しいですよね。新鮮なら銀色の皮を軽く炙って刺身にするのも良い。加熱料理にしても身はふっくらして硬くならず、クセの無い白身は和・洋・中、ジャンルを選ばないのではないでしょうか。
そして、やっぱり旨い!ってなるのが、太刀魚の煮物です。甘辛い煮汁に、太刀魚の身が良く合って、ご飯もお酒もすすんじゃいますよね。
というわけで、今日は太刀魚の煮付けの作り方をご紹介します。丸魚から1匹捌いて、煮付けへといざないます。
それではスタート!
太刀魚 本日の個体
市場で購入した太刀魚です。鮮度的には、刺身でギリギリかなぁ、ってところ。
全長:82cm
体高:6cm
重さ:360g
価格:700円(キロ単価1900円)
太刀魚の煮付け 作り方
太刀魚を捌く
太刀魚って、長くて捌くの難しそう!って思うかもしれませんが、意外と簡単なんですよね。ウロコも無いし、硬いトゲも無いし、骨も硬くない。注意点があるとすれば、口の歯が鋭いので、手を引っ掛けない様に注意してください。ではでは、ヒレの位置で頭を落とします。
ヘソから腹を割って、ワタ(内臓)を取り出します。
血合いとワタをキレイに取り除いて下さい。血合いは歯ブラシなどあると良いですね。黒い腹膜もキッチンペーパーでこすれば綺麗に落とせます。
あとは食べる大きさに切るだけです。この状態から背ビレを取って小骨を無くす方法もありまして、それはこちらで説明しています▶白子も旨い!太刀魚の「炙り刺身と一夜干し」の作り方。
今回は、背ビレは取らずにこのまま煮付けてゆきます。
(魚を捌くのに便利な道具についてはこちらに紹介しています▶魚料理(さばく/おろす)に便利・おすすめ道具17選!)
太刀魚の煮付け 材料
- 太刀魚 切り身
- 水と酒 太刀魚が半分浸かる量
- 砂糖 大さじ2
- 味醂 大さじ2
- 醤油 大さじ3
また、今回はホウレン草を茹でたものを添えました。
太刀魚を煮付ける
そういえば下処理として太刀魚を湯通しするってあまり聞かないですね。臭みが少ない魚だからだと思います。表面の綺麗な銀色も残したいですよね。
それはさておき、あとは煮付けるだけです。鍋に太刀魚を並べ、水と酒を切り身が半分浸かるくらいの量、入れます。
砂糖、味醂を加えて、火に掛けます。
沸騰する頃にアクが浮いてきますので、取り除いて下さい。
醤油を加え、落とし蓋をしましょう。私はクッキングペーパーを落とし蓋として使用します。
ときどき煮汁を回し掛けながら、10分弱煮つけましょう。
はい、こんな感じ。
煮汁を煮詰めたいので、先に魚は器に盛ります。
お好みの濃度になるまで、煮汁を煮詰めてゆきます。
煮汁を回し掛けたら、太刀魚の煮付けの完成です。どんなお味かな?
ふっくらして美味しいよ。太刀魚は煮付けでも輝ける。
お遊びで食用のバラを添えてみた(^^♪ 悪くないね。
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まとめ
今回は、太刀魚の煮付けの作り方を紹介しました。魚の煮付けも難しいと思われるかもしれませんが、一度覚えてしまえば、殆どの魚で同じ作り方が出来るので大変便利です。魚の煮付けを是非食卓に取り入れてみて下さい。慣れてくれば今回紹介した太刀魚がどんなに簡単かに気付けるはずです。
魚の煮付け方については、こちらに詳しく解説しています▶湯通しで臭み消し!カレイの煮付けの作り方/レシピ
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