
今回は、魚の干物のアレンジ料理を紹介するよ。
冷凍などで長期保存も可能な干物はとても便利な食材ですね。オーソドックスな調理方法は、何と言っても「焼く(炙る)」でしょう。シンプルでありながら、干物の凝縮した旨味がダイレクトに味わえて、ご飯のお供に最適です。
そんな干物ですが、少し変化をつけたい時は、アレンジだって可能です。今回は、干物のアレンジ料理8品をご紹介します。上手に魚を食卓に取り入れたい。そんな時にお役に立てば嬉しいです。

干物のアレンジ料理8品
干物 X 混ぜご飯
焼いた干物の身を解し分けて、ご飯に混ぜ合わせるだけの簡単料理。ごまや大葉などお好みの具材を合わせると、さらに美味しく頂けます。のどぐろを使うと脂でご飯がパラパラになりました。

干物 X 湯煮
もっともシンプルなアレンジ方法は「湯煮」です。「湯煮」とはお酒を加えた80~90℃のお湯で、魚を煮るという非常にシンプルな調理方法です。沸騰させずに、温度をやや低めにすることで、旨みや栄養素を閉じ込めたまま加熱できる料理なのです。
写真は、干物サバの湯煮。焼くよりも身が柔らかく、塩味がマイルドになるのが特徴です。調味料は使わずともそのまま美味しく頂けます。


干物 X 煮物
干物を湯通し(霜降り)して、臭みと汚れを除いたら、いつもの方法で煮物といたしましょう。干物にはウロコが付いていることが多いので、湯通しのあと掃除を入念に行うのがポイントです。


干物 X 素揚げ
アジやイワシなどの小ぶりな魚であれば、素揚げは如何でしょうか。小麦粉をまぶしたら、油で揚げるだけで、とても簡単。写真はハタハタ(干物)の素揚げです。揚げ時間は170℃で5分程度。頭から尻尾まで、丸ごとボリボリと食べれて美味しい。カルシウム補給にも最適です。

干物 X フライ
骨無しの干物だったらフライも美味しい!ここで使用しているのは、ほっけスティック。


干物 X ペペロンチーノ
ホッケの干物をパスタに合わせました。気になる干物の臭みは下処理に「湯煮」することで解決。魚を合わせるパスタなら、干物を使うコトもできますね。干物自体に塩気があるので、多く塩を使う必要はありません。


干物 X アクアパッツァ
干物で作るアクアパッツァもおすすめです。既に干物に塩味がありますので、塩は加える必要はありません。アサリとトマト、その他お好みの具材を加えて、洋風に仕上げられます。写真はホッケを使っています。肉厚なので、魚の食べ応えもアリです。


干物 X 燻製
少しハードルは上がりますが、干物で燻製も楽しめます。実は水分が抜けた干物は燻製に適した食材なんです。自宅のフライパンでも不可能ではありません。(但し、火と煙の取り扱いに注意は必要です)。写真は、アジの干物の燻製です。慣れれば20分くらいで出来ちゃいます。
【燻製前】

【燻製後】


知って得する「干物」料理法など
冷凍干物は解凍せずに焼いて良い!ってご存じでしたか?冷凍ホッケをサンプルにして、冷凍のまま焼く方法をご紹介しています。こちらをどうぞ。

干物はご自宅の冷蔵庫でも簡単に作れます。魚が余った時など、干物にして保存すると便利です。

調理用の脱水シートを使えば、スペースを取らずに、衛生的に干物が作れます。処理した魚に脱水シートを巻くだけなので、とっても簡単!自然に乾燥させるより、乾燥スピードが速いことも分かりました。以下に実験しています。

ギフトやご自宅用に通販で購入できる干物が便利です。こちらにおススメの商品を紹介しています!

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まとめ
今回は、干物のアレンジ料理8品をご紹介しました。
保存用の干物を活用して、様々なアレンジをお楽しみください。既に塩味がある干物ですから、調味料を多くし過ぎないことがアレンジのポイントだと感じます。ENJOY🐱
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