寒い季節となりました。今回は寒い季節にぴったりの汁モノです。『いわしのつみれ汁』などは如何でしょう。魚を出汁として味わうのに優れた料理が、つみれ汁です。魚から溢れ出す旨みと香る生姜の相性の良さ。寒い季節に温かいつみれ汁は、体にすっと沁みていきますね。
魚のつみれを滑らかに仕上げるのに、今回はすり鉢を使用します。もちろんフードプロセッサーでも構いません。フードプロセッサーに比べてすり鉢を使うメリットは、食材の温度が上がりにくいことだと感じます。特に魚料理なら擦った状態でもフレッシュさを失いたくないですからね。羽が無いので洗うのも楽ですね。
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今日は、我が家の息子達の手も借りて、ワイワイガヤガヤと楽しく料理しようと思います。それではスタート!
いわしのつみれ汁 材料(4人分)
- いわし 350g(→下処理後170g)
- 大根 100g
- しいたけ 3個
- 青ネギ 適量
- 水 1000ml
- 出汁用昆布
- 酒 大さじ2
- 醤油 大さじ2
- 塩 少々
- ☆味噌 大さじ2
- ☆片栗粉 大さじ1
- ☆すり生姜 大さじ1/2
具材はお好みで良いですね。白菜や長ネギなども合うと思います。今回は醤油ベースで作っていますが、単に味噌汁とするのも悪くありません。
いわしのつみれ汁 作り方
- イワシは手開きにし、薄皮を剥ぐ※
- 大根、椎茸をお好みの大きさに切る
- イワシと☆の材料をすり鉢に入れ粘りがでるまで擦る
- 鍋に水、酒、出汁昆布を入れ火に掛け、沸騰直前で昆布は取り出す
- 団子状にしたイワシのつみれを鍋に入れる
- 鍋に大根、イワシ、醤油を入れ、10分程煮る
- 器に盛り、お好みで青ネギを散らす
※イワシの手開きの仕方については、こちらを参照願います。
▶『イワシ』手開きの仕方!覚えればメリットたくさん!(捌き方)
いわしのつみれ汁 写真と解説
いわしは手開きにしておきます。今回、腹骨は取り除いていません。この後ですり鉢ですり潰す工程があるので、細かい骨は残しておいて問題ないと思います。口当たりを良くするために、皮は剥ぎました。右下の写真の様に子供達も一緒にいわしを捌いて行きます(食育ってやつですかねぇ)。
皮を剥いで下処理の終わったイワシの身を、包丁でトントンと叩いて刻んでいきます。
このくらいで良いかな。もしすり鉢やフードプロセッサーをお持ちで無い方でも、この包丁で叩く工程を気が済むまで行えば、十分美味しく出来上がりますよwww
すり鉢にいわし・味噌・生姜・片栗粉を入れ、ねばりが出るまで、すり潰して行きます。
力技(ちからわざ)なら次男(小1)の出番。おいしくな~れ。
こんなもんで良いか。
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水に酒と出汁昆布を入れたものを冷たい状態から煮出します。沸騰直前で、昆布は取り出しましょう。不要な雑味やトロミを出さない様にする為です。この出汁にこれからつみれを入れますね。
さて、次はつみれの作り方ですが、とても簡単です。左手を濡らして、魚肉を手に取り、親指と人差し指の間からニュルっと出す様にして、団子を作ります。それをスプーンですくい、鍋に入れて行きます。この積み入れる動作が、つみれの語源ですね。
はい、息子達に手伝ってもらいながら、つみれを鍋に入れ終えました。
ここに大根、椎茸、醤油を入れます。
10分くらい煮ましょう。
途中味見をし、必要に応じて味を調えて下さい。私は、塩をひとつまみ入れました。
温かい『いわしのつみれ汁』の完成です。いただきます。
皆で作ったつみれ汁は格別だね。心も温まるよ。
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まとめ
今回は、すり鉢で滑らかな『いわしのつみれ汁』の作り方をご紹介しました。丸ごとイワシを捌くのが手間ならば、下処理された切り身で買ったり、魚屋さんに下処理をお願いするのも良いですね。つみれ汁は、美味しいスープを楽しめる魚料理のリーダー格。少し手間は掛かりますが、その努力が美味しさとして返ってくること間違いなし!是非温かいつみれ汁をお楽しみください。
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