今回は、真鱈のポワレをトマトソースで頂きます。ちょっとフレンチっぽい料理になりますが、簡単で美味しく、おもてなしにも使えますので、知っておくと便利かもしれません。
ポワレとは、適量の油で食材の表面をカリッと、中はフワッとさせる料理手法のことです。白身魚の切り身の場合は、皮目側をカリッと仕上げることで、旨みの強い皮目を香ばしく仕上げることが出来ますね。火加減は比較的弱火、少し多めの油で揚げ焼きにするイメージです。ポワレの場合、小麦粉は使用しません。
ここでは真鱈(まだら)を使用していますが、白身魚ならなんでも良いですね。タイ、スズキ、ヒラメなどなど、お好みの魚でお試しください。皮目をパリッと仕上げるのが、腕の見せ所だと思います。挑戦してみて下さい。
今回使用する真鱈は少し特別。宮城県南三陸町の山内鮮魚店から取り寄せたものです。寒い季節に1ヵ月程度、期間限定で販売される「感動の真鱈」です。取り合いになるので、本当は教えたくない。そんな商品ですが、私が取り寄せた記録はコチラに残しています。
今回は、山内鮮魚店さんの真鱈を洋風にアレンジしていきます。
それではスタート!
真鱈のポワレ(トマトソース)材料
- 真鱈 4切れ
- 玉ねぎ 1/2
- にんにく 2片
- ワサビ菜 適量(イタリアンパセリなどでも)
- トマトピューレ(380gパック)
- 生クリーム 100ml
- 固形ブイヨン 1個
- 白ワイン 大さじ2
- オリーブオイル
- 塩、コショウ
真鱈のポワレ 作り方
- 真鱈には塩コショウをしておく。にんにくはみじん切り、玉ねぎは薄切りにする。
- オリーブオイルをフライパンに敷き、にんにくと玉ねぎを炒め、火が通ったら、白ワインと砕いた固形ブイヨンを加える。
- さらにトマトピューレを加えて煮立たせ、塩で味を調えたら、生クリームを加えソースの完成。
- 多めのオリーブオイルを弱火で熱し、真鱈の切り身を皮目から3~4分掛けてじっくり焼いていく。裏返して、全体に火を通す。
- お皿にトマトソースを敷き、真鱈をのせ、ワサビ菜をあしらったら完成。
真鱈のポワレ 作り方(写真と解説)
真鱈の切り身には塩コショウをしておきます。臭いが気になる場合は、塩コショウをする前に、さっと水道水で洗って、直ぐに水気を拭き取るのが良いです。
盛り付け用のにんにくチップを作りたい場合は、最初にオリーブオイルで揚げておきましょう。
スライスした玉ねぎと刻みにんにくをフライパンで炒め、火が通ったら、軽く砕いた固形ブイヨンと白ワインを加えます。
白ワインのアルコール分が飛んだら、トマトピューレを加えます。カットトマトの紙パックが売っていますね。それを使えば簡単です。もちろんトマト缶でも良いでしょう。
塩を加え味を調えたら、生クリームを入れ、軽く煮立たせます。生クリームは少し残しておいて、仕上げにソースに掛けるのも良いですね。クリームの模様が盛り付けの見た目を良くします。真鱈だけに、マダラ模様かな。
これでトマトソースは完成です。
プライパンに多めのオリーブオイルを敷き、真鱈を皮側から弱~中火で焼いていきます。切り身が曲がるのを防ぐために、ターナーで押し付ける様にして、3~4分、揚げる様なイメージでシッカリ焼いていきます。
美味しそうな焦げ目が付いたら裏返し、反対の面にも火を通します。これで、真鱈も準備OK。
盛り付けはお好みで良いと思います。1つの例として、先にお皿にソースのベッドを作り、
真鱈の切り身を寝かせます。残りの生クリームを回しかけ、にんにくチップとワサビ菜を添えたら、真鱈のポワレ(トマトソース)の完成です。
白い器だと、この様になります。
真鱈にソースを絡めて、いただきます。
今回使用した真鱈はコチラです。
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まとめ
今回は、旬の真鱈を使ったポワレ(トマトソース)の作り方をご紹介しました。冬の時期の真鱈は旨みも強いので、出来るだけ素材の味を活かした、シンプルな味付けが美味しいと思います。白身魚とトマトソースは相性がとても良いですね。うちの息子2人もあっという間に、平らげてしまいました。本当は、上品な料理のはずなんですが。。。
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