今回は、Mama sita’s の素を使って簡単につくれるフィリピン伝統料理「カルデレータ(Caldereta)」の作り方をご紹介します。
ここでは牛肉を使っていますが、鶏肉や豚肉でも美味しくいただけますので、ぜひ南国の味をご家庭でお楽しみください。
それではスタート!
フィリピン料理「カルデレータ」とは?
カルデレータはフィリピンの人気料理で、一般的にはヤギ肉、トマトソース、ジャガイモ、ニンジン、パプリカ、レバーペーストで作られます。ボリュームがあり、風味豊かなシチューで、特別な日や集まりの時によく食べられます。
この料理は、スペインの植民地時代にフィリピンに伝わったスペイン料理「カルデレタ・デ・カブリート」(ヤギの煮込み)が起源と考えられています。その後、牛肉、鶏肉、豚肉など、さまざまな肉が使われるようになり、進化を遂げてきました。
カルデレータは通常、蒸した米と一緒に提供され、柔らかい肉と大胆なスパイスや調味料の組み合わせにより、豊かで香ばしい風味で知られています。
ママシタス(Mama sita’s)カルデレータの素
今回使用する「カルデレータの素」はこちらです。
日本の大手通販でも購入可能です。
Mama Sita Caldereta Mix 50g カルデレータMIX
こちらがパッケージ裏面ですが、英語表記ですね。
”A mixture of western and oriental spices in just the right proportions make this a widely popular stew.”と書かれてあります。和訳すると「西洋と東洋のスパイスを絶妙な割合で混ぜ合わせた、広く親しまれているシチューです。」の様な感じでしょうか。
作り方も書かれていますので参考になります。和訳も記載します。
【作り方ー原文】
- Pan fry meat in heated cooking oil until brown.
- Add water, bring to a boil. Simmer until meat is tender. Add more water, as needed.
- Add Mama Sita’s Spicy Sause (Caldereta) Mix, stir. Add the potatoes and carrots. Simmer.
- Lastly, add the rest of the vegetables. Cook until done. Serve hot with rice.
【作り方ー和訳】
- 熱した食用油で肉を焼き色がつくまでフライパンで焼く。
- 水を加え、沸騰させる。肉が柔らかくなるまで煮込む。必要に応じて、水を追加する。
- Mama Sita’s Spicy Sause (Caldereta) Mixを加え、かき混ぜる。ジャガイモとニンジンを加える。煮込む。
- 最後に残りの野菜を加える。出来上がるまで煮込む。熱々のご飯と一緒にお召し上がりください。
袋から粉を出すとこの様な見た目です。褐色パウダーですね。
ペロッと舐めてみますね。
なるほど。酸味はトマトかな。スパイスが効いてるよ。楽しみだ。
フィリピン料理「カルデレータ」材料(4~5人分)
ママシタスの素は50g入りで肉1kg分に相当します。ここでは、その半分の分量で作っていきます。作り方は、日本でいうカレーと作り方と同じで問題ないですよ。材料を軽く炒めて、煮るだけですね。煮るときに粉を入れます。
- カルデレータの素 25g
- 牛肉 480g
- じゃがいも 2個(200g相当)
- 玉ねぎ1個(200g相当)
- にんじん1/2本(100g相当)
- パプリカ1個
- グリンピース 50g(調理済み缶詰)
- 水 400ml
材料は食べやすい大きさにカットしましょう。こんな感じ。
Mama Sita Caldereta Mix 50g カルデレータMIX
フィリピン料理「カルデレータ」作り方
先ずは油を引いたフライパンで表面が色づくまで牛肉を炒めます。
これを鍋に入れ水を加えたらお好みの時間煮ます。牛すね肉ならゆっくり長く煮たほうが柔らかくなりますね(1時間とか)。それ以外なら短時間で良いと思います。
沸騰するころに灰汁が出ますので除きましょう。
玉ねぎを炒めて色づいたら、
鍋に投入。
次に、ジャガイモと玉ねぎを炒めて、色づいたら、
鍋に投入。
ここで、ママシタスのカルデレータの素も加えましょう。
この様な、スープの色になります。
蓋をして20分くらい煮込みます。この時間もお好みで調整してください。
鍋の蓋を開けて、水分量をお好みに調整するのもアリだと思います。
最後に、パプリカとグリンピースを入れて、火が通るまで約5分程度煮込みます。
はい、いい感じに出来ました(^^♪
フィリピン料理「カルデレータ」実食、お味は?
カルデレータをこの様に器に盛りつけました。ごはんと合わせるのがおススメですよ。
それでは、いただきます。
酸味と旨味が一体となった面白い味。日本には無い味だね~。スパイスが効いてピリ辛ってところかな。ご飯とよく合って美味しいよ!
Mama Sita Caldereta Mix 50g カルデレータMIX
フィリピン料理 一覧
当サイトで紹介しているフィリピン料理のリストです。皆さんの参考になると嬉しいです!
チキン アドボ Chicken Adobo | アドボは、酢を使った肉や野菜の煮込み料理。 |
ポーク アドボ Pork Adobo | ポーク(豚肉)を使ったアドボ |
シニガン Sinigang | タマリンドを使用して酸味を効かせたスープ |
シニガン・ガビ Sinigang Gabi | ガビ(タロイモ)入りのシニガン |
シシグ Sisig | 豚の頭やレバーなどの肉の部位を刻んで味付けし炒めた料理 |
カレカレ Karekare | 濃厚なピーナッツソースを使用したシチュー |
カルデレータ Caldereta | 肉、野菜、レバーペーストで作られる煮込み料理 |
ソパス Sopas | 日本のクリームシチューに似た料理 |
フルーツサラダ Fruit Salad | クリームチーズとフルーツを使う定番スイーツ |
バナナキュー Banana Cue | 揚げたバナナをキャラメルでコーティングしたデザート |
チチャロン Chicharon | 豚皮を茹でて味付け、乾燥後、油で揚げたスナック |
チャンポラド Champorado | 甘いチョコレート粥 |
ラッキミー Lucky Me | フィリピンで最も人気のあるインスタント麺ブランド |
タマリンド キャンディ | スイートタマリンドで作ったキャンディ |
スーマン Suman | ココナッツミルクがベースで日本のチマキに似たデザート |
エスパソル Espasol | 米粉、ココナッツミルク、砂糖から作られるスイーツ |
グラマン Mr. Gulaman | 天然海藻エキスから作られたパウダーベースのゼリー |
レチェ・フラン Leche Flan | フィリピンの伝統プリン |
フィリピン食材 | 通販で取り寄せ出来るフィリピン食材をご紹介 |
マニラ旅行記 | 息子と3泊4日マニラ観光。その記録。 |
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まとめ
今回は、フィリピンの家庭料理「カルデレータ」の作り方をご紹介しました。ご覧いただいた通り、カルデレータのミックスパウダーを使えば、あっという間、簡単に作れちゃいます。材料も日本のカレーに近いもので良いので、馴染みがありますよね。家庭にいてフィリピンの味!ぜひお試しください。
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