今回は、料理が映えると話題のビーズ状のワサビ『わさビーズ』を実食レビューします。
ワサビは脇役。そんな固定概念をくつがえすのが『わさビーズ』です。お寿司だったら、ネタとシャリに挟まれて、これまで表に出てくることが無かったワサビ。お造りだって、練ったワサビはいつも隅に追いやられ、ただひたすた脇役に徹してきたわけです。健気な名脇役といったところでしょうか。
そんなワサビが終に表舞台へ舞い降ります。ビジュアル的に主張する機会を与えられたのです!
ライトグリーンに輝く球状のビーズ。光の加減でその艶までを変化させ、まるでイクラの輝きを彷彿と、私たちの食卓を華やかにしてくれるのです。
それが、、、
わさビーズ!
わさビーズとは
わさび漬けを中心に食料品販売に従事している明治8年創業の老舗『田丸屋本店(静岡県)』の商品です。
ワサビの辛味が付いたグリーンのオイルを海藻由来の膜で包むことで、まるでイクラの様な美しいビジュアルを実現しています。もちろん一粒でもしっかり辛味が味わえて、ワサビと同じように使うことが出来るんです。
なんとも可愛らしいその見た目が評判になり、『映え』アイテムとして注目を集めています。こんな鮮やかなのに、着色料不使用!ワサビそのものから抽出したグリーンです。
わさびの辛味は熱や油に弱いという特徴があるのですが、その弱点を克服しようとして作り出されたのが、そもそもの開発の理由だとか。だからこの『わさビーズ』は、例えばアツアツのお肉やお茶漬けなんかでも、辛味を失うことなく使えるということです。
わさビーズ 開封と試食
田丸屋本店のわさビーズ。今回は、この瓶のタイプで購入しました。お土産で貰っても嬉しい小瓶です。
横から見るとこの様な感じです。グリーンのプチプチが幻想的ですらありまする。
内容量は23gの小瓶です。標準的な成人男性の手に収めると、この様なイメージ。
早速、開封してみました。思ったより粒はしっかりしています。これだったら少々手荒に扱っても、潰れることはありませんね。外膜はイクラよりも硬いゲル状です。
今までにない、ライトグリーンのまん丸な調味料。かわいいね💛
それでは、一粒食べてみます。
緑の部分が辛いんだね。一粒でもワサビの風味と辛味がしっかりしてる。面白いね!
イクラの様なプチっという食感ではありませんね。噛んで透明の外膜が破れると、緑のオイルが鋭い辛味と共に口の中にジュワーっと広がって行きます。新感覚のワサビですよ。
わさビーズ使い方(レシピ集/料理)
緑色を活かしたいですね。赤みのある食材に合うと思います。そうだなぁ、イクラやサーモン、カマボコなんて如何でしょう?ポテトサラダにも合うかもね。ちょっと遊んでみますね。
材料はこんな感じ。錦糸卵で黄色も足してみます。
カマボコは、飾り切りしてみましたよ。
サーモン巻き寿司 with わさビーズ
スライスしたサーモンを薔薇🌹状にして、酢飯を巻きました。
アボカドと錦糸卵で背景に色を付けます。
イクラ、カマボコ、ポテサラを盛り付けたら、主役の『わさビーズ』をトッピング。
イクラとわさビーズの共演です。
飾り切りしたカマボコにもわさビーズ。醤油に浸して頂きます。
ポテサラにも合いますね。
うん、美味しい!粒に当たると、風味が後を追ってくる。ワサビの味が後を追いかけてくるのは新感覚だね。楽しいな。
サーモン握り with わさビーズ
余ったサーモンで握り寿司を作ります。
わさビーズを合わせて、出来上がり。いつもは見えないワサビが、主役に躍り出ました。かわいいビジュアルで主張しておりますよ。
サーモンとイクラのバラ寿司 with わさビーズ
ちらし寿司風でも良いですね。醤油とわさビーズが良く合います。美味しい!
わさビーズ 茶漬け
温かいお茶漬けでも頂いてみましょう。熱湯をかけても、ビーズが崩れることはありません。
いただきます。
なるほど高い温度によって、外の膜は柔らかくなるんですね。粒を噛み締めるとピリッとした辛さが残っています。いつもと違ったビジュアルのわさび茶漬けが出来上がりました/
わさビーズ サラダ
マヨネーズに和える系のサラダなら「わさビーズ」が冴えわたります。
わさビーズ 焼肉(ステーキ)
お肉に合わせるのも良いですね。食べたい分だけトッピング。焼肉パーティーの話題作りにも。
わさビーズ ソフトクリーム
意外に美味しいのが、わさビーズソフトクリーム!そういえば、わさび味のソフトクリームってありましたよね?これは一度試してもらいたい。わさびの風味はソフトクリームと相性が良いのです。緑の粒が引き立ちますね。
釜揚しらす缶詰とわさビーズのコラボ
静岡土産のコラボはいかがでしょう。常温保存できる有り難い静岡土産『釜揚しらす缶詰』にわさビーズをトッピング!まるで駿河湾の風を受けているような気分(かも)。
釜揚しらす缶詰はコチラで紹介しています。
どの料理にも共通することですが、わさビーズを球のままツルンと飲みこんでしまえば、何の味もしませんよ。噛んで初めて辛味が感じられるわけです。ある意味これは、料理そのものの邪魔をしないと言えそうです。わさビーズをトッピングしたからと言って、ワサビの味が料理に移ることは無いんですよ。これも面白い特徴だと感じました!
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まとめ
今回は、料理が映える不思議なビーズ状のワサビ『わさビーズ』をレビューしました。ワサビの辛味と風味は十分で、本物のワサビと同じようにお使いいただけます。それから特徴は何といっても、その真ん丸でかわいいビジュアルですよ。これを使えば、いつもの料理が映えること間違いなし!おもてなし料理とかお土産にも話題性があって良いですね!
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