今回は、いつものハンバーグに黒トリュフ塩を使ったらどうなるのか実験します。黒トリュフ塩が美味しいのは分かっているのですが、トリュフの独特な風味が、ハンバーグでも活かされるのでしょうか?
使用する黒トリュフ塩
我が家で使っている黒トリュフ塩はコチラです。原産国:イタリア、加工者:ジャパンソルトの黒トリュフソルトです。トリュフの風味が強く、なかなか面白んですよ。普段ならお家で味わえない様な味を楽しむことが出来るんです。例えるなら、、、が無いんですよ。合う合わないは別にして、一度は試してもらいたい商品ですね。ハマる人は、ハマります(笑)。香りはとても強いです。
このトリュフ塩をいろいろ料理に合わせてみましたが、やっぱり鉄板は肉ですよ。それから卵料理。その次に、魚や野菜かなぁという感想を持っています。特に牛でも豚でも肉との相性は抜群ですね。フレーバーが肉の高級感を高めます。
蓋を開けるとこんな感じです。黒い粒が見えると思うのですが、これが黒トリュフです。蓋を開けただけで、同じ部屋にいる人が「あれっ、何?」って気付くくらい、トリュフの強い香りがします。分かりやすく伝えられないのですが、強いて言えばニンニクに近い香りでしょうか。
そんな黒トリュフ塩ですが、これまでは写真でお見せした通り、加熱はせずに振り掛ける様な使い方をしてきました。今回の試すのは、加熱料理でも美味しいかどうかです。というわけで、ハンバーグあたりで試してみます。
黒トリュフ塩のハンバーグ コンセプト
作り方!なんて仰々しいタイトルにしていますが、一般的なハンバーグと作り方は基本同じです!変えたのは、次の2つだけ。
- いつもの食塩を黒トリュフ塩に変える
- ナツメグは使わない
もちろん黒トリュフ塩を使う。それからフレーバーが喧嘩しない様にナツメグは 使わない。この2点を変えてハンバーグを作ってみます。
(個人的な試みとして、長男(10)にハンバーグ作りを教えますので、ちょいちょい写真に登場します)
黒トリュフ塩のハンバーグ 作り方
材料(4人分)
いたってシンプルな材料だと思います。
- 牛豚合い挽き肉 400g
- 黒トリュフ塩 4g(肉に対し1%)
- 玉ねぎ 1個(みじん切りで炒めておく)
- 卵 1個
- パン粉 大さじ4
- 牛乳 大さじ4
- コショウ
- ☆ケチャップ 大さじ4
- ☆焼肉のタレ 大さじ1
- ☆中濃ソース 大さじ1
- ☆酒 大さじ2
(☆はソースに使用します。我が家は焼肉のタレを少し使ってソースの味をちょっと複雑にします。)
写真と解説
牛乳とパン粉は事前に混ぜ合わせておきます(肌が若い!と思われるかもしれませんが、これは小5の手です)。牛乳は肉の臭み消しの為に使います。パン粉と牛乳を先に混ぜ合わせる理由は、肉とパン粉を馴染みやすくする為です。
合い挽き肉に今回主役の黒トリュフ塩を投入。
粘り気がでるまで混ぜ合わせます。肉汁を保持しやすくする為に、塩は先に肉と混ぜ合わせると良いです。
卵、パン粉牛乳、炒めておいた玉ねぎとコショウを加えます。
さらに混ぜ合わせていきます。
はい、ハンバーグのタネが出来上がりました。
お好みの大きさにハンバーグを成形していきます。空気を抜くようにペッタンペッタン。
長男と仲良く料理していたら、次男(6)も割り込んできました。楽しく料理することの醍醐味はこれですよ。「自分もやりたくなる」ってやつ。
はい、ハンバーグの形を整えました。どーでも良いですが、作者を記録しておきます。この状態で、一度冷蔵庫に入れて寝かしました。味が馴染むのと同時に、焼く時に形が崩れにくくなります。
それでは焼いて行きましょう。中火で先ず表面を焼きます。
裏返したら、水とお酒を適量投入(50mlくらいかな)。
10分弱、蒸し焼きにします。
焼けたかな?一番大きいハンバーグを竹串で刺すと、
肉汁があふれ出てきた。これで焼けてる、OK。
ハンバーグを取り出したら、☆のソースを煮詰めます。
良いトロみになったら、ハンバーグに掛けましょう。
黒トリュフ塩のハンバーグ、完成です/
さてさて、いただきます。
これはいつもの美味しいハンバーグ!だけど黒トリュフ塩の主張は強くないね。
確かに。。。
期待したほど黒トリュフ塩の風味はありませんね。一緒に作って黒トリュフ塩の香りを知っている長男も「あんまり分かんないね」との感想。
唯一、事情を知らない妻だけが「ナツメグじゃないのが何か入ってる?」だって。すご~い!敏感。
というわけで今回のお試しは、「事前に黒トリュフ塩を挽肉に練り込んでも、劇的な味の変化は無い」という結果となりました。
恐らくハンバーグの様な料理では、加熱が長くなってしまう為、風味が飛んでしまうのではないかと考えられます。それから、そもそも食材の表面に使用していない為、肝心の香りが立つ面積と空間が稼げていないのも原因でしょう。黒トリュフ塩を閉じ込める使い方では、風味を活かせない可能性がありますね。恐らく黒トリュフ塩は表に出すべきなんでしょう。よって今回であれば、ハンバーグを焼いたあとに和える方法なら、結果は違うものになったと考えられます。
=スポンサーリンク=
まとめ
今回は、いつものハンバーグにトリュフ塩を使ったらどうなるのか実験を行いました。肉に対して1%の黒トリュフ塩を混ぜ込んで使用しましたが、出来上がったハンバーグにトリュフの風味はほとんど感じられませんでした。トリュフの風味を強く感じたい場合は、「調理の最後に和える」か「食材の表面に使う」方法が良いと思われます。黒トリュフ塩、それにしても面白い調味料です(安くはありません)。
こちらの記事も如何ですか?
コメントお願いします(※は必須項目)