今回は、2023年3月にフィリピンのマニラを観光しましたので、旅の記録をここに残します。これからマニラ旅行を計画されている方もいるかと思いますので、多少でも参考になれば嬉しいです。
今回は、長男(小学6年生)との2人旅。以前からオンライン英会話でフィリピン講師とフィリピンについて話をする機会が多くあったので、訪れてみたい!と思ったのがキッカケでした。幸い現地のフィリピン人の友達と会うことも出来ましたので、我々としてはとても楽しい旅となりました。
1日目と4日目は、ほぼ移動でしたので、実質的に観光できたのは2日目と3日目でした。渡航の前はもっと行きたい場所もあったのですが、マニラの暑さはやはり侮れませんね。外を長時間歩く様な計画は、暑さに慣れていない方には不向きかもしれません。適度に室内で休める旅程を立てるのが無難だと感じました。
それでは旅の報告を。スタート!
3泊4日マニラ旅行 旅程(実績)
マニラの旅、以下の様に楽しみました!結果の報告です。
【1日目】
- 午後10時頃:マニラ空港着🛬
- 午後11時半:ホテル(マラテ地区着)
【2日目】
- イントラムロス
- ハーバービューレストラン(昼食)
- マニラオーシャンパーク(水族館)
- ロビンソンプレイス(ショッピング)
【3日目】
- サンアグスティン教会
- 国立自然史博物館
- ジョリビー(昼食)
- バクラランマーケット
- SMモールオブアジア(MOA)
【4日目】
- 午前9時:マニラ空港発🛫
今回の航空券とホテル手配は、HISにて行いました。
簡単検索でカスタマイズも出来るのが良いですよね(^^♪
3泊4日マニラ旅行 感じた事(感想)
以下、あくまでも私の短期間の滞在での感想です。
気候に関して:時期は3月ということもあって、フィリピンは夏でした。私が滞在した期間も連日最高気温34℃という、うだるような暑さ。フィリピンの暑さ、甘く見てはいけませんね。しかし一方でこの暑さもフィリピン旅行の醍醐味といって良いかもしれません。日が落ちると暑さは和らぐので、夕方の時間を有効に使うのも1つのアイディアと感じました。
服装に関して:教会などを観光する場合、もちろん露出を少なくする配慮はあるべきかとは思います。ただ私は半ズボンで過ごしましたが、観光地で特に注意をされるということはありませんでした。周りをみても、現地の人、観光客のほとんどは半ズボンを着用していました。日本の真夏を想像して貰えれば良いですね。
治安に関して:マニラは日本の外務省が危険レベルとして示しているもののレベル1(十分注意してください)に該当します。今回小学生の息子と観光しましたが、特に治安の面でトラブルに巻き込まれることはなく、心配し過ぎることはないかなぁという印象を持ちました。しかし、ぼったくり価格でオファーされたり、商売人が多く声を掛けてきたり、ホームレスの様な人を多く見るなど、日本ではあまり起こらないことを経験することは間違いないでしょう。慣れていないと怖いという印象は持ちます。それから荷物の管理は必須でしょうね。
交通手段に関して:旅行者の手堅い安全な移動手段はタクシーで、スマホアプリ「Grab」が大変便利でした。メリットしては以下が挙げられます。
- 出発地と目的地の入力で簡単にタクシー手配
- 配車の時点で金額が決まっているので安心
- 目安の待ち時間と車の位置も知ることが出来る
- 目的地をドライバーに伝える必要がない
- クレジットカード登録すればお金のやり取りも無い
またLRTやMRTの様な電車に乗ってみたい方には、日本のSuicaにあたるBeepカードの購入がおススメです。赤い販売機で購入しましたがカード本体は30ペソでした。電車料金はむちゃくちゃ安いですし、チャージすれば何回でも使えます。また一部のバスやコンビニ(ファミマ)でも使える様です。大きさは日本のSuicaと同じです。
英語に関して:基本的に観光地などで英語が使えるのは有難かったです。例えば、ローカルな電車の駅などでも、普通に英語が通じます。英語を学んでいる人や英語を話せる人にとっては良い場所ですね。質問をした時に親切な人もいればそうでない人もいますが、それはどこの国でも同じでしょう。
パスポートに関して:パスポートを市中で持ち歩くか問題は議論が分かれるのですが、私はしっかりと持ち歩きました。また、国立自然史博物館は入館するのにIDが必要で、私たちはパスポートがあったので入館出来ました。コピーで良いのかは未確認です。
両替に関して:意外にもレートが良いのは現地ATMでのキャッシングでした。その次に市中の両替所という結果です。
飲料水に関して:ペットボトルのミネラルウォーターを持ち歩くのが無難です。レストランやショッピングセンターの食堂で出された水は飲みましたが、あたることはありませんでした。しかし飲食の安全に関しては、注意が必要でしょう。
スマホに関して:私は電話番号は必要なかったので、データ通信専用の海外SIMカードを事前に日本で購入しました。AISというブランドのSIM2Flyという商品です(https://amzn.to/3nyE3fX)。こちらにレビューしました▶レビュー!海外SIM「AIS SIM2Fly」フィリピンマニラ利用!
3泊4日マニラ旅行 旅の思い出
それでは、写真と共に思い出のシェアを。
【1日目】
マニラ空港第3ターミナルへ午後10時に到着。遅い時間だったからか、お目当てのクーポンタクシーが営業していませんでした。急遽予定をイエロータクシー(Metered Taxi)に変更し、市内ホテルへ。400ペソ位でした。
【2日目】
友達との待ち合わせの為、LRTを使用しPedo Gil駅からCentral Terminal駅へ。ラッシュ時を避けさえすれば、電車の利用も安いし悪くないと感じました。プラットホーム間の移動は出来ない様なので、行先に応じた入口は間違えない様に。
午前中はイントラムロスを観光しました。1571年にスペイン人がフィリピン統治のために建てたマニラ最古の旧城壁都市です。観光案内は現地調達してみました。30分で350ペソのサービス。この価格は友達によるとボッタくり価格だったようです。正解が何なのかは未だ分かりませんが、私たちは楽しめましたよ。結局2時間半も案内してもらいました。写真の様にペディキャブ(Pedicab)と呼ばれる、人力のトライシクルでイントラムロス内を回り、各スポットでガイド(英語)をしてもらいました。
暑い中で庇(ひさし)があるのは嬉しい。
マニラ大聖堂。1581年に設立された歴史ある教会。内部のステンドグラスは美しく、荘厳な雰囲気は一見の価値があります。
サンチャゴ要塞。マニラで最も古い要塞の1つ。スペイン時代には軍事要塞。日本軍が基地として使用した歴史もあります。
カレッサ(Calesa)。観光用の馬車です。今回は、見てるだけぇ。
昼食はエミル地区にあるハーバービューレストランへ。
私はシシグ(Sisig)を頂きました。海外に面した最高の立地にあるレストランです。マニラ湾をながめ、潮風を受けながら食事をすることが出来ました。
昼食の後はレストカランから徒歩圏内のマニラオーシャンパークへ。東南アジア最大の水族館とされています。フィリピンの海の生態からアシカのショーまで、存分に楽しめます。約25メートルに及ぶトンネル型の水槽が見所です。涼しい観光地として重宝されますね。
今回の航空券とホテル手配は、HISにて行いました。
簡単検索でカスタマイズも出来るのが良いですよね(^^♪
【3日目】
サンアグスティン教会。もう一度、教会を訪れてみたい気持ちが強くなり、イントラムロス内の世界遺産に登録されている教会に来ました。石造の建築としてはフィリピン最古のものらしいです。
内装がとにかく美しかったです。キリストの歴史にまつわる創作物や像なども見ることができ、息をのみました。また偶然にも日曜朝のミサにも現地の方と共に参加することができましたが、嫌な顔をされることもなく、厳粛で温かい空気を楽しむことができました。フィリピンの皆さん、ありがとう。
教会の外で売っていたゴムの力で羽ばたく飛行機。思わず買っちゃいました。100ペソでしたwww
フィリピンの教会前で思わず買ってしまったゴムの力で羽ばたく鳥🦜簡単に壊れそうなものを頑張って持ち帰った🤣これ面白い😊100ペソ也。 pic.twitter.com/pak4Rml8j5
— じんた🐈meow (@DadTech35) April 2, 2023
こちらはイントラムロスの城壁を外から眺めた様子。歴史のある城壁はとてもクールで恐れ多い雰囲気があります。
お次は、徒歩で国立自然史博物館を訪れました。なんとなんと、入場料無料ですよ。これだけ外観も内装も美しい博物館が無料だなんて信じられません。5階もフロアがあり、ゆっくり見ようと思えば1日でも見ていられるボリュームです。展示物も凝った造りにしてあるので、子供でも楽しめます。
絶滅危惧種にも指定されているらしいフィリピンイーグルのはく製。
クロコダイル「ロロン(Lolong)」のはく製。全長6mで体重は1tを超えるワニ。生け捕りにされた世界最大のワニとしてギネスブックに登録されているらしい。ロロンの名前で親しまれ、フィリピンでは大変有名なクロコダイルの様です。
ジョリビーで昼食。LRTでバクラランに移動し、ランチは念願のジョリビーへ。私はスパゲッティーを注文しました。甘い甘いという前評判を聞いていたからか、もっと甘いものを想像していましたが、そうでもありませんでしたよ。不思議なコクとスパイスがあって、皆に愛されている理由が分かるような気がしました。
バクラランマーケット(Baclaran Market)。とにかく熱気が凄すぎて、もう何も言えねぇ。店と人と車の多さ!本当はもう少しゆっくり見たい気持ちもあったけれど、熱さとマーケットの熱気に完全に圧倒され、それだけでお腹がいっぱいになってしまった。脇道にそれると、普通に住民が水遊びしたりもしていて、中々ディープなスポットでした。
旅の締めくくりは、SMモールオブアジア(MOA)。マニラ湾沿いにある巨大なショッピングセンター。巨大すぎて1日じゃ回り切れない。逆に言えば、1日中楽しめるショッピングモール。
フィリピンのスポーツと言えばバスケットボール。何かの大会が開催されていて、もの凄く盛り上がっていました。
私が一番興奮したのは、スーパーマーケット!そしてこのバナナご覧ください。日本じゃあり得ない種類のバナナが、掛け売りされているんですよ。目の保養になります(^^♪
一通りショッピングを楽しんだら、海岸添いに歩いてきました。美しすぎる夕日が、旅の最後を祝福してくれました。
別れを惜しんでくれたのは夕日だけじゃなく、猫ちゃんも。
最後にフィリピン人の友達からおススメしてもらったお菓子「Choc Nut」ピーナッツミルクチョコレートです。パッケージにはギュウギュウニ商品が入っているから、ずっしり重く感じます。どんな味かな?食べてみよう!
超超超あま~い!チョコとピーナッツとバニラが粉状に感じられる不思議な食感で、口どけが面白い。美味しい!美味しいけど、日本人には甘すぎるかも(笑)
▼「choc nut」を探してみる
今回の航空券とホテル手配は、HISにて行いました。
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【追記】こちらもおススメ
避暑地 タガイタイ
丸一日を使ってマニラの喧騒から離れたいなら、避暑地として有名なタガイタイもおすすめです。標高は約630m。ツアーを利用しない場合は、バスやジプニーを使ってと、難易度は少し高めにはなりますが、チェックしてみるもの良いと思います。マニラからバスで約2時間の旅。日本の感覚とは違い、バスは結構揺れますので、ご承知おきを。
こんな景色が楽しめます!(私が行った日は曇ってましたが)
ピープルズ パーク イン ザ スカイの入口。タガイタイ中心地でジプニーに乗り換え到着。
ピープルズ パーク イン ザ スカイからの眺め1
ピープルズ パーク イン ザ スカイからの眺め2
タール湖を見渡せるピクニック・グローブ。湖に浮かぶのはタール火山です。う~ん、幻想的。
パッシグリバーフェリー
パッシグ川を悠々とボートの旅。時間に余裕があるなら是非立ち寄りたい。マカティ―からイントラムロス間を1時間弱。陸上移動とは違った水路の旅が楽しめます。
フィリピン料理 一覧
当サイトで紹介しているフィリピン料理のリストです。皆さんの参考になると嬉しいです!
チキン アドボ Chicken Adobo | アドボは、酢を使った肉や野菜の煮込み料理。 |
ポーク アドボ Pork Adobo | ポーク(豚肉)を使ったアドボ |
シニガン Sinigang | タマリンドを使用して酸味を効かせたスープ |
シニガン・ガビ Sinigang Gabi | ガビ(タロイモ)入りのシニガン |
シシグ Sisig | 豚の頭やレバーなどの肉の部位を刻んで味付けし炒めた料理 |
カレカレ Karekare | 濃厚なピーナッツソースを使用したシチュー |
カルデレータ Caldereta | 肉、野菜、レバーペーストで作られる煮込み料理 |
ソパス Sopas | 日本のクリームシチューに似た料理 |
フルーツサラダ Fruit Salad | クリームチーズとフルーツを使う定番スイーツ |
バナナキュー Banana Cue | 揚げたバナナをキャラメルでコーティングしたデザート |
チチャロン Chicharon | 豚皮を茹でて味付け、乾燥後、油で揚げたスナック |
チャンポラド Champorado | 甘いチョコレート粥 |
ラッキミー Lucky Me | フィリピンで最も人気のあるインスタント麺ブランド |
タマリンド キャンディ | スイートタマリンドで作ったキャンディ |
スーマン Suman | ココナッツミルクがベースで日本のチマキに似たデザート |
エスパソル Espasol | 米粉、ココナッツミルク、砂糖から作られるスイーツ |
グラマン Mr. Gulaman | 天然海藻エキスから作られたパウダーベースのゼリー |
レチェ・フラン Leche Flan | フィリピンの伝統プリン |
フィリピン食材 | 通販で取り寄せ出来るフィリピン食材をご紹介 |
マニラ旅行記 | 息子と3泊4日マニラ観光。その記録。 |
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まとめ
今回は、息子と2人でフィリピンマニラの3泊4日の旅をレポートしました。とにかく活気に満ちあるこの町は一度訪れる価値があると感じました。小学6年生の息子にはホームレスの実態など刺激が強い場面もありましたが、でもそれが旅の目的でもある様に思います。きっと何かを感じた事でしょう。
そして最後に、温かく旅行者を迎えてくれたフィリピンという国と人々に感謝します。それから旅行に付き添ってくれた私のお友達、本当にありがとう!
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